【参加募集】アカデミーキャンプ 2026初春「ミライ、ゲーミファイ 〜 GAMIFY THE FUTURE!!」

2026年1月、アカデミーキャンプが再び東京にやってきます (いや、だって GAMER PAT がそう書けって言うんだ)。

ミライの村を創れ!
[ミライの村を創れ! ─ generated by Stable Image Core]

【開催主旨】─ ミライを創るのは、キミとロボットと AI のチームだ!

今回のテーマは 「ミライ、ゲーミファイ 〜 GAMIFY THE FUTURE!!」。未来のくらしを「ゲーム」としてデザインしながら、AI やロボットと共に遊び、学び、創り出します。最近のふたつのキャンプ(2025 GWeeeeeeK「がんばれ!!ロボコン」、2025 SuuuuuuMMeR「燃えろ!!ロボコン」)の流れを受けて、今度はさらに一歩進み、自分たちの手で「未来の村」のしくみをゲーミファイ (ゲーム化) してみることに挑戦します。

  • 大学生・大学院生リーダーや大人たちとチームになり、市販のキットを使った 6本脚ロボット (ヘクサポッド) やロボットアームを動かします。
  • AI との対話(いわゆる「ヴァイブコーディング」)を使って、プログラムを「話しながら」創り上げていきます。
  • ロボットたちを協力させながら、「未来の村の生活インフラ」をひとつの「ゲーム」としてデザインし、実際に動かしてみます!

まるで本当にゲームのように──
「ゴール」「ルール」「楽しさ」を自分たちで設定しながら、AI やロボットたちとともに未来をカタチにしていく 3日間です。

未来を変えるのは、ゲームを創るように世界を遊ぶ力。
「AI が創る未来」ではなく、「AI といっしょに創る未来」を、キミ自身のルールでデザインしてみよう!

【実施概要】

  • 会期
    • 2026年1月10日(土)〜12日(月・祝) [2泊3日]
  • 対象
    • 福島を含む東北や関東を中心とする全国の小学4年生〜高校3年生
  • 定員
    • リーダー (参加者をサポートする役目の大学生・大学院生) と合わせて 20名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場 : 早稲田大学 (具体的なキャンパス・建物・部屋は参加者にお知らせします)
  • 宿泊 : 東京都内 (具体的な場所は参加者にお知らせします)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます)
    • ひとり 3,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 東北にお住まいの参加者は仙台駅福島駅郡山駅が基本的な集合・解散場所です。
  • その他の東北・上越・北陸新幹線の駅からも交通をサポートします (往復の新幹線代をキャンプが負担します) が、上記の東北新幹線駅も含め、スタッフによる引率ができない場合があります。その場合、郵送する切符を受け取り、自分で指定された号の指定された座席に乗れることが条件です。東京駅までは送迎があります。
  • その他の地域にお住まいの参加者は、東京駅が集合・解散場所です。
  • 上記新幹線の駅や東京駅までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、市販のキットを利用して組み立て済・AI 組み込み済のヘクサポッド (6本脚ロボット) やロボットアームを連携させて、未来の村の生活インフラを創造するチャレンジに挑戦します。
  • ロボットのプログラミングは、日本語で (何語でもよいですが) 言いふくめることによって行います。
  • Discord (チャットアプリ) を用いた事前セッション (アイデア出し) への参加を推奨します。

【参加申し込み】

以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/1aJKY5m6RgygGeLN8

記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、事前の問い『ゲームには「ゴール」と「ルール」と「楽しさ」があります。私たちの暮らしを支えているゲームの例は?』への回答をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ 返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

共催

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会
一般社団法人アカデミーキャンプ

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    同大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会 研究代表者 /
    慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 講師(非常勤) /
    一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南  政樹
    (金沢工業大学 客員教授 / 一般社団法人アカデミーキャンプ理事)

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

ロボットアーム一同「また寄らせてもら*うで*〜」
ロボットアーム一同「また寄らしてもらうで〜」

【活動報告】アカデミーキャンプ 2025秋「キミがルールを創る!秋のショー運動会」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

次の試合に準備万端
[次の試合に準備万端]

日本の11月の最初の三連休を利用して、私たちはフィジカルなキャンプを開催しました。少し長い名前ですが、正式名称は『アカデミーキャンプ2025秋「キミがルールを創る!秋のショー運動会 〜 既成の概念をぶっ壊せ/はみだし☆ジャンボリー」』です。開催地は久しぶりの福島!東北や関東から15名のこどもたちが参加し、自分の身体を動かしながらルールづくりについて考えました。

廃校となった小学校の跡地で開催されたこのキャンプでは、こどもたちはまずバスケットボールをして遊ぶことから始め、そこからルールをどう変えればもっと楽しく、もっとインクルーシブな遊びになるかを考えました。そして、既成の概念にとらわれない新しいスポーツのルールを考案しました。

最終的に各チームはひとつずつ新しいルールを選んで最終試合を行ったため、すべてのアイデアが採用されたわけではありませんでしたが、その途中で出てきた面白いアイデアのひとつが、「ボールをパスや攻撃の前に必ずワンバウンドさせなければならない」というタイプのバレーボールでした。優れた身体能力やバレーボールの経験がなくても、戦略的にプレーしながら楽しむことができるスポーツです。

こどもたちは自分たちの考えたルールを紙に書いてまとめ、実際にその新しい遊びをプレーし、ふりかえりを行って改良を重ねました。身体だけでなく頭も最大限に使うキャンプでした。

最後には、バスケットボールと組み合わせた鬼ごっこをして遊びました。みんなは悲鳴をあげながら鬼から逃げたり、捕まった仲間をボールをシュートすることで助けたりして、大はしゃぎで楽しい時間を過ごしました。

最終日には、特別なおまけとして「あぶくま洞」の鍾乳洞探検を行いました。こどもたちは雄大な自然の中でリフレッシュし、次のキャンプでの再会を誓いました。

会場は元小学校だった施設
[会場は元小学校だった施設]
新しい競技のルールを整理する
[新しい競技のルールを整理する]
新しい競技で遊んだあとのふりかえり
[新しい競技で遊んだあとのふりかえり]
これは新しい鬼ごっこ。逃げろ!追いかけろ!
[これは新しい鬼ごっこ。逃げろ!追いかけろ!]
田村市のマスコット「オリオンちゃん」と
[田村市のマスコット「オリオンちゃん」と]

【参加募集】アカデミーキャンプ 2025秋「キミがルールを創る!秋のショー運動会」

今年の秋(?)のアカキャンは、キミがルールを創る!

定員に達したためお申し込みをしめ切りました。

[既成の概念をぶっ壊せ/はみだし☆ジャンボリー … generated by Stable Image Ultra]

【開催趣旨】─ 渋いぜルールは自分たちでつくる・フィジカル編

宣誓!スポーツマンシップにのっとり、正々堂々、闘うことを誓うってよく言うけど、実際のスポーツは相手の弱点を見逃さずに突いたり、相手を騙したり、どのあたりまでが正々堂々なのかよく分からないし、勝ち負けなのだったら相手の実(じつ)(守られているところ) を避けて虚(きょ)(守られてないところ) を撃つのは当たり前だ。一方、勝ち負けではないという建前(教育の一環なのだから勝てばよいって話じゃないよね)の学校の運動会は、大人が決めた通りにこどもたちが動くことを求められる場面がたくさんあるみたいで、本番まで毎日、練習にあけくれる様子も目にする。まったく何やってるんだい。人生は一度きりなのであって、ゲネプロやドレスリハーサルなんかないぜ。

そこでこの秋(?)、私たちは
正式名称 : アカデミーキャンプ 2025秋「キミがルールを創る!秋のショー運動会 〜 既成の概念をぶっ壊せ/はみだし☆ジャンボリー」
(長いよ!) を開催します。練習はしないことを誓います!運動会であるからには、それはショーなのかもしれない。でもこの運動会は、それこそ競技 (eスポーツ的なものも含むよ) のルールごと自分たちで創って、自分たちで楽しむ、ただ観ているだけという意味での観客がいないショーであり、小さな、そしてハチャメチャな運動会です。

アカデミーキャンプは、すべてのこどもたちを彼ら・彼女ら自身の未来創りのための土俵に上げますし、その土俵自体を彼ら・彼女ら自身が創るのです。

【実施概要】

  • 会期
    • 2025年11月1日(土)〜3日(月・祝) [2泊3日]
  • 対象
    • 福島を含む東北や関東を中心とする全国の小学4年生〜高校3年生
  • 定員
    • リーダー (参加者をサポートする役目の大学生・大学院生) と合わせて 20名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場・宿泊 : 福島県田村郡 (具体的な施設は参加者にお知らせします)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます)
    • ひとり 3,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 東北にお住まいの参加者は仙台駅福島駅郡山駅が基本的な集合・解散場所です。
  • その他の東北・上越・北陸新幹線の駅からも交通をサポートします (往復の新幹線代をキャンプが負担します) が、上記の東北新幹線駅も含め、スタッフによる引率ができない場合があります。その場合、郵送する切符を受け取り、自分で指定された号の指定された座席に乗れることが条件です。郡山駅-会場間は送迎があります。
  • その他の地域にお住まいの参加者は、東京駅が集合・解散場所です。
  • 上記新幹線の駅や東京駅までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、新しい競技を創造しプレイするチャレンジに挑戦します。
  • Discord (チャットアプリ) を用いた事前セッション (アイデア出し) への参加を推奨します。

【参加申し込み】

定員に達したため、お申し込みをしめ切りました。

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、「体育館のバスケットボールコートで遊べる新しいスポーツのルールは?」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ 返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

共催

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会
一般社団法人アカデミーキャンプ

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    同大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会 研究代表者 /
     慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 共同研究員 /
    一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南  政樹
    (金沢工業大学 客員教授 / 一般社団法人アカデミーキャンプ理事)

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

【活動報告】アカデミーキャンプ 2025 SuuuuuuMMeR「燃えろ!!ロボコン」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ロボットアームを動かす練習
[ロボットアームを動かす練習]

8月の日本の3連休を使って、私たちはまた早稲田大学に舞い戻り、5月のキャンプのリターンマッチとなるロボティクスのキャンプを開催しました。東北や関東から20名の男女、小学3年生から高校2年生までがこのキャンプに参加しました。私たちは熱中症に気をつけながら、けれども結局は雨に助けられながら、暑い東京での3日間を過ごしました。

今回もテーマは未来の村における電力融通インフラのプロトタイピングでした。各家は再生可能エネルギーで自ら発電しますが、足りないときには近隣の家から電力を分けてもらいます。でも、この村には電線が無いので(あったら切れた時に電力を伝えられないので)、6本脚のロボットであるヘクサポッドが背中にバッテリーを載せて運びます。今回のキャンプでは、ヘクサポッドの背中にバッテリーを載せたり、背中からバッテリーを受け取ることができる、精緻な動きのできるロボットアームを導入しました。

いずれのロボットも、スマートフォンを通して日本語で話しかけることで、言われた通りに動きます(ヘクサポッドの動きは精緻ではないので、こどもたちは苦労していました)。一連の動作は煩雑なので、こどもたちはそれをまとめたスキルとしてロボットに覚えさせました。実のところ、ロボットはPythonコードで動いているので、実際には、こどもたちがやりたいことをロボットに伝え、ロボットに搭載されたAIがPythonコードを書いて実行し、思ったように動作していなければロボットに直すよう伝える、という流れでした。つまり、こどもたちは、ロボットを通していわゆる「ヴァイブ (vibe) コーディング」を経験していたのです!

こどもたちはロボットによるバッテリー運搬をゲームとしてデザインしました。何ができたら加点され、何をしてしまったら減点かを考えたのです。5月のキャンプのときよりも進歩したこどもたちとロボットは、どの班もかろうじてバッテリーを運搬することができました。でも、思ったようには動かなくて口惜しい思いもしたので、このロボティクス・キャンプのシリーズは、内容を少しずつ高度化しながら、これからも続けていくつもりです。

それにしても大活躍したのは高校生たちでした。人間の思考に「与えられたゴールに取り組み、困難を乗り越えて達成する型」と「今そこに存在しないものを新たに創造する型」の2つのパターンがあるとすれば、前回のキャンプでは、こどもたちが苦手とするのはむしろ前者であるという課題が明らかになりました。なので前者のトレーニングが必要なのですが、高校生たちはこのキャンプの中で、ちょっと込み入った図形を伝言で伝えていくという面白い遊びを企画してみんなで実施することにより、よいトレーニングができたのです。各班のサブリーダーとして活躍した高校生たちはまた、それぞれの班が考えたルールでバッテリー運搬ゲームを実施するのを巧みに率いました。私たちは彼ら・彼女らのこれからのますますの成長を本当に楽しみにしています!

ロボットアームとヘクサポッドを協調させるには?
[ロボットアームとヘクサポッドを協調させるには?]
バッテリー運搬ゲームのルールを考える
[バッテリー運搬ゲームのルールを考える]
やった!成功だ!
[やった!成功だ!]
ディナービュッフェ会場で集合写真
[ディナービュッフェ会場で集合写真]
大活躍だった高校生サブリーダーたち
[大活躍だった高校生サブリーダーたち]

【参加募集】アカデミーキャンプ 2025 SuuuuuuMMeR「燃えろ!!ロボコン」

定員に達したため、お申し込みをしめ切りました。

今年は夏のキャンプもロボットコンテストだ!!

ロボット魂に火をつけろ
[ロボット魂に火をつけろ ─ generated by Stable Diffusion 3.5]

【開催趣旨】─ 考えるのも運ぶのも奴らだ!

5月の連休に開催した前回のアカキャン、GWeeeeeeK「がんばれ!!ロボコン」では、未来の村を想定して、それぞれの家が太陽光や風力で発電・蓄電しているけど、もし電力が足りなくなったときは、電力線 (切れたら停電だ) ではなくて、ロボットが隣の家からバッテリーを運んでくるという仕組みをゲーム化することを目指した。今回はその続き。だから「燃えろ!!ロボコン」だ (え、どうして?(笑))。前回はロボットの組み立てに時間がかかって、バッテリー運搬のゲームづくりのための時間が十分にとれなかったけど、今回はゲームづくりからはじめよう!その代わり、うんとリアルに考えてみよう。『リアリティ』こそが作品に生命(いのち)を吹き込むと、岸辺露伴 (『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクター) も言っている。

例えば、急に電力が余計に必要になるときは、緊急事態かもしれない。そんなときに、いちいちロボットに指示なんか出していられない。だから、ロボットが自分で考えながらバッテリーを運べるようにしよう。奴らがどうしたらそんなことができるようになるかを考えよう!ロボットのプログラミングに使うツールは、みんなが使う言葉、日本語だ。

新しい物事を起こすために「(1) 素人のような発想力でアイデアを出し (X思考)、(2) 玄人のような緻密さで実行する (A思考)」という両方の思考力が必要だとするならば、前回のキャンプで、みんなは X思考はすごく得意だけど、A思考はそうでもないということが改めて分かった。だってみんなはこどもなのだから、玄人ではなくて当たり前だ。でも、ロボットは組み立てないかも知れないけど、今回も A思考は必要だ。例えば村のジオラマを作るにしても、アイデアだけでは何も始まらないからね。そこで今回は、みんなの A思考力をどうやって AI にサポートしてもらうかということもぜひ考えよう。

もちろん、前回参加しなかった人も歓迎だ。さあ、みんなの未来創りのために、また一歩踏み出そう!

【実施概要】

  • 会期
    • 2025年8月9日(土)〜11日(月・祝) [2泊3日]
  • 対象
    • 福島を含む東北や関東を中心とする全国の小学4年生〜高校3年生
  • 定員
    • リーダー (参加者をサポートする役目の大学生・大学院生) と合わせて 20名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場 : 早稲田大学 (具体的なキャンパス・建物・部屋は参加者にお知らせします)
  • 宿泊 : 東京都内 (具体的な場所は参加者にお知らせします)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます)
    • ひとり 3,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 東北にお住まいの参加者は仙台駅福島駅郡山駅が基本的な集合・解散場所です。
  • その他の東北・上越・北陸新幹線の駅からも交通をサポートします (往復の新幹線代をキャンプが負担します) が、上記の東北新幹線駅も含め、スタッフによる引率ができない場合があります。その場合、郵送する切符を受け取り、自分で指定された号の指定された座席に乗れることが条件です。東京駅までは送迎があります。
  • その他の地域にお住まいの参加者は、東京駅が集合・解散場所です。
  • 上記新幹線の駅や東京駅までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、市販のキットを利用して組み立て済・AI 組み込み済の「ヘクサポッド (6本脚ロボット)」やロボットアームを連携させて、未来の村の生活インフラを創造するチャレンジに挑戦します。
    • ロボットのプログラミングは、日本語で (何語でもよいですが) 言いふくめることによって行います。
  • Discord (チャットアプリ) を用いた事前セッション (アイデア出し) への参加を推奨します。

【参加申し込み】

定員に達したため、お申し込みをしめ切りました。

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、「ロボットがいてくれることで災害に強い街ってどんな街?」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ 返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

共催

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会
一般社団法人アカデミーキャンプ

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    同大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会 研究代表者 /
     慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 共同研究員 /
    一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南  政樹
    (金沢工業大学 客員教授 / 一般社団法人アカデミーキャンプ理事)

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

待ってるクモ〜♪ ← クモではない
待ってるクモ〜♪ ← クモではありません

【活動報告】アカデミーキャンプ 2025GWeeeeeeK「がんばれ!!ロボコン」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ものを掴めるタンク・ロボットを組み立てろ
[ものを掴めるタンク・ロボットを組み立てろ]

2025年5月の日本の連休(いわゆるゴールデンウィーク)中に、私たちは再び早稲田大学早稲田キャンパスにて、ロボットとAIをテーマにしたアカデミーキャンプを3泊4日の日程で開催しました。東北および関東地方から、小学生から高校生までの合計19名が参加しました。そのうち6名は高校生で、サブリーダーとして参加し、年少の参加者を支えるスタッフ的な役割も果たしました。

今回のキャンプの目標は、未来の村を想定し、ゲーム形式で新しい電力インフラをデザインすることでした。この村ではすべての家が自ら電力を生み出し、もし電力が不足した場合は、(切断されると停電を引き起こす従来の送電線ではなく) 近隣の家からロボットがバッテリーを運んでくるという仕組みを考えることにしました。この実現のため、各班は市販のロボットキットを用いて 2種類のロボット ― 物を運べるヘクサポッド (6本脚) ロボットと、物を掴んだり離したりする機構を備えた 2台のタンク・ロボット ― を組み立てるところから始めました。その後、各ロボットに AI を組み込み、日本語による対話を通じてプログラムし、ロボットの動作を調整・指示することで、目指すシステムの構築に取り組みました。

このチャレンジは非常に困難でした。最初のステップである、ロボットの組み立てだけでも予想以上に時間がかかり、多くの班が正しく組み立てることに苦戦しました。それでも、参加者たちは驚くべき創造力を発揮しました。主として紙から成る簡単な村のジオラマを作り、ロボットに音声で指示を出すことで、バッテリーに見立てた物体を運ばせることに成功しました。特に凄かったのは、ある班がヘクサポッド・ロボットだけを用いて、バッテリーを守るための球体ケースに見立てたボールを押して転がして、安全に目的地まで運ぶというアイデアを実現させたことでした。

人間の思考に「与えられたゴールに取り組み、困難を乗り越えて達成する型」と「今そこに存在しないものを新たに創造する型」の 2つのパターンがあるとすれば、今回のキャンプでは、参加者たちは前者に課題を抱えながらも、後者にはほとんど訓練を必要とせず卓越していることが改めて明らかになりました。未来の村の電力インフラをゲームとして十分に楽しむには時間が足りなかったため、次回のキャンプでも同じテーマに再チャレンジする予定です。この経験を通して、新たな課題も見えてきました。すなわち、AI やロボットが子どもたちの苦手な部分をどのようにサポートできるか、またその知見をどのように次回以降のキャンプ設計に活かしていくかという点です。

ものを運べるヘクサポッド・ロボットを組み立てろ
[ものを運べるヘクサポッド・ロボットを組み立てろ]
大学キャンパスでお弁当を食べる
[大学キャンパスでお弁当を食べる]
バッテリーを運ぶゲームをデザインしよう
[バッテリーを運ぶゲームをデザインしよう]
ロボットを連携させてバッテリーを運んでもらえるか?
[ロボットを連携させてバッテリーを運んでもらえるか?]
チャレンジを次のキャンプにつなげよう
[チャレンジを次のキャンプにつなげよう]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2025春「S.V.I.: Secret Vision Institute (秘密のヴィジョン研究所)」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

糸島を見渡す丘で叫ぶ
[糸島を見渡す丘で叫ぶ]

私たちは、2025年3月26日から29日までの3泊4日の日程で、初めて九州にてアカデミーキャンプを開催しました。キャンプの場所は糸島市で、Science Village in Itoshima(SVI : 糸島サイエンス・ヴィレッジ)の予定地を拠点としました。「S.V.I.: Secret Vision Institute (秘密のヴィジョン研究所)」と題されたこのキャンプでは、生成AIを重要なツールとして活用しながら、私たちが暮らす街を構想し、デザインする体験型プログラムを実施しました。東北・関東・東海・山陽の各地域から、小学生・中学生・高校生あわせて22名が参加しました。そのうち5名は高校生で、参加者であると同時にサブリーダーとして、スタッフ的な役割も果たしました。

私たちが最初に行った活動は、糸島市を巡ることでした。有名な観光地を訪れ、地元の人たちと話し、美味しい地元の料理も楽しみました。そうした体験が生成AIへのインプットとなり、地域での暮らしを想像した新聞記事や小説、ラップや歌、そしてなんとポケモンまでもが生み出されたのです。こうしたイメージやアイデアを共有することで、住民たちが自分たちの暮らしを共に形づくっていくことができます。これこそが、SVI が提案するまちづくりのアプローチなのです。

ある意味で、このアプローチはアカデミーキャンプがこれまで大切にしてきた「即興コメディー」にも通じるものがあります。東京や名古屋からはるばる来てくれたプロの即興劇の俳優たち (ロクディムさん) と一緒に、私たちは筋書きのないナラティヴを生み出すという表現の技を、体験を通じて改めて学びました。そして、糸島巡りで見て感じたことをインスピレーションに、俳優たちと即興でコメディーを創り出し、たくさんの笑いを共有しました。

なんと素晴らしい体験だったことでしょう!キャンプ中に使わせていただいた実験的な生成AIツール (テレポート) は、開発者の皆さんのご厚意により、今も参加者たちが利用できる状態にあります。私たちの「新しい暮らしづくり」の旅は、これからも続いていきます。そして何より素晴らしいのは ─ この手法は糸島に限らず、どこでも応用できるということです。さあ、次はあなたの街で!

遊覧船で入って行った洞窟の中で
[遊覧船で入って行った洞窟の中で]
夫婦岩の前で愛をカタチにする
[夫婦岩の前で愛をカタチにする]
糸島での体験をタネにして即興でコメディーをつくる
[糸島での体験をタネにして即興でコメディーをつくる]
AI が生成したイメージで大笑い
[AI が生成したイメージで大笑い]
これが Secret Vision Institute (秘密のヴィジョン研究所) だ!
[これが Secret Vision Institute (秘密のヴィジョン研究所) だ!]

【参加募集】アカデミーキャンプ 2025GWeeeeeeK「がんばれ!!ロボコン」

定員に達しましたので申し込みをしめ切りました。

今度のアカキャンは、ロボットコンテストだ!!

ロボットが溶け込んでいるカラフルな街 -- 春めいて -- generated by Stable Diffusion XL v1.0
[ロボットが溶け込んでいるカラフルな街 — 春めいて — generated by Stable Diffusion XL v1.0]

【開催趣旨】─ いろんなロボットを組み立てて、仕事をしてもらおう

みんなが大人になるころ、たとえば電車はどうなってるだろう?今でも自動運転の電車はあるけど、鉄道会社全体が自動的に動いているかもしれない。電車が自動で走るだけではなく、駅も全部自動だし、ダイヤグラムを作るのも、事故に対応するのも自動で、電車を走らせるのに必要な電気も太陽光や風力で自動で発電して、車両やその部品を作る工場すらも自動で動いていて新型の車両がどんどん作られているかもしれない。人間がいなくても勝手に動くそれは、もはや会社ではないだろうし、社会でもないだろうけど、ロボットの社会とは言えるかな。

それは、自動化によって生まれる新たな自然環境、「メタ・ネイチャー」だ。今の人間の社会では「鉛筆1本でさえ何人もが関わり分業で生産」しているけど、言わば「鉛筆 (というかその代わりになるような筆記用具) が果実のように木に生(な)る」ようになる (もちろん、本当は自動工場で作るんだけどね)。自然が人間にとって自動で動いているように、人工システムの自動化が極限まで進むと、人工の自動システムも人間にとって自然のような対象に変わる。ちょっと奇妙な未来かもしれないけど、考えてみれば、アカキャンではずっとそんな未来を先取りして体験してきた。VR ワールドを創るときは、創りたいものをマイクラで作って、どんな風に動かしたいか「自動製造機械」(という名のスタッフ) に伝えれば、よしなにワールドに組み込んでくれたし、その後の生成AI を使った絵本づくり、ゲームづくり、ロボットづくり、まちづくりだってそうだった。

どんどん近づいているそんな未来に、この春は意識してもうちょっと近づいてみようか。そこで、この 5月の連休 (Golden WeeeeeeK!) のアカキャンでは、ロボットたちが協力して、キャンプで決めた何か (早稲田大学での研究の都合に合わせて設定します ^^;) を達成する時間や量を競うロボットコンテストを開催しよう!参加者は、いろんなロボットを組み立てる。そして、何をどんな風にして欲しいかを言いふくめて、ロボットに競技に参加してもらう。

踏み出すのは、少し (S) 不思議 (F) な みんなの未来創りへの第一歩だ!

【実施概要】

  • 会期
    • 2025年5月3日(土・祝)〜6日(火・祝) [3泊4日]
  • 対象
    • 福島を含む東北や関東を中心とする全国の小学4年生〜高校3年生
  • 定員
    • リーダー (参加者をサポートする役目の大学生・大学院生) と合わせて 16名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場 : 早稲田大学 (具体的なキャンパス・建物・部屋は参加者にお知らせします)
  • 宿泊 : 東京都新宿区 (具体的な場所は参加者にお知らせします)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます)
    • ひとり 4,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 東北にお住まいの参加者は仙台駅福島駅郡山駅が基本的な集合・解散場所です。
  • その他、東北・上越・北陸新幹線の駅からも交通をサポートします (往復の新幹線代をキャンプが負担します) が、上記の東北新幹線駅も含め、スタッフによる引率ができない場合があります。その場合、郵送する切符を受け取り、自分で指定された号の指定された座席に乗れることが条件です。東京駅までは送迎があります。
  • その他の地域にお住まいの参加者は、東京駅が集合・解散場所です。
  • 上記新幹線の駅や東京駅までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、市販のキットを使って AI を搭載したいろんなロボットを組み立てたり、それらを連携させて何かを達成する時間や量を競うコンテストにチャレンジします。
    • ロボットのプログラミングは、日本語で (何語でもよいですが) 言いふくめることによって行います。
  • Discord (チャットアプリ) を用いた事前セッション (アイデア出し) への参加を推奨します。

【参加申し込み】

定員に達しましたので申し込みをしめ切りました。

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、「アカキャン版ロボットコンテスト(何をやるんだろう?)への意気込み」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなったためです)(回避のため、アカキャン代表のメールアドレスから送信する場合があります)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

共催

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会
一般社団法人アカデミーキャンプ

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    同大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会 研究代表者 /
     慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 共同研究員 /
    一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南  政樹
    (金沢工業大学 客員教授 / 一般社団法人アカデミーキャンプ理事)

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

【参加募集】アカデミーキャンプ 2025春「S.V.I.: Secret Vision Institute (秘密のヴィジョン研究所)」

生成AI を用いたまちづくりとは? この春は糸島で会おう!

定員に達したため、募集をしめきりました。

キミたちが暮らす街をどう創る?─ 秘密のヴィジョン研究所で ─ generated by Stable Diffusion XL v1.0
[キミたちが暮らす街をどう創る?─ 秘密のヴィジョン研究所で ─ generated by Stable Diffusion XL v1.0]

【開催趣旨】─ キミたちの未来の暮らしをどう創る?

まちづくり。それは、みんなが暮らす地域の社会を魅力と活力があふれるようにしていく活動のすべてです。そんなまちづくりを研究して試していくための「まち」を実際に創ろうとしているのが、九州大学があるまち、福岡県糸島市の SVI (Science Village in Itoshima; 糸島サイエンス・ヴィレッジ) まちづくり構想です。

SVI って何だかカッコイイ響き!そこで今回のアカキャンは、S.V.I.: Secret Vision Institute (秘密のヴィジョン研究所) と称して、全然秘密じゃないけど、素敵なまちづくりのヴィジョンをみんなで描いて研究します!ごく近い未来の話なので、AGI (人工一般知能) と呼ばれるような、人間の脳ができることなら何でも (より良く) できちゃう AI やロボットがあることも前提に、科学のマインドをもって S (素敵な) V (ヴィレッジ) I (糸島) を創ろう。さあ、キミたちの未来の暮らしをどう創る?

【実施概要】

  • 会期
    • 2025年3月26日(水)〜29日(土) [3泊4日]
  • 対象
    • 福島を含む東北や関東を中心とする全国の小学4年生〜高校3年生
  • 定員
    • リーダー (参加者をサポートする役目の大学生・大学院生) と合わせて 16名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場・宿泊 : SVI (Science Village in Itoshima) 予定地ほか (福岡県糸島市)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます)
    • ひとり 4,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 東北にお住まいの参加者は仙台駅福島駅郡山駅が基本的な集合・解散場所です。
  • 関東にお住まいの参加者は、羽田空港が集合・解散場所です (スタッフによる引率があります)。
  • その他、各空港からも交通をサポートします (往復の航空券代をキャンプが負担します) が、上記の東北新幹線駅も含め、スタッフによる引率ができない場合があります。その場合、郵送 (または電送) する切符を受け取り、自分で指定された号 (または便) の指定された座席に乗れることが条件です (東北新幹線・常磐線を利用する場合、東京駅にてスタッフによる送迎があります)。全体として福岡空港にて送迎があります。
  • 上記新幹線の駅や空港等、集合・解散場所までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、糸島のまちづくり (本物です!) にチャレンジします。
  • Discord (チャットアプリ) を用いた事前セッション (アイデア出し) への参加を推奨します。

【参加申し込み】

定員に達したため、募集をしめきりました。

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、「どんな街で暮らしたいか」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなったためです)(回避のため、アカキャン代表のメールアドレスから送信する場合があります)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

共催

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会
イトシマ株式会社
テレポート株式会社
一般社団法人アカデミーキャンプ

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    同大学ビジネス・ファイナンス研究センターパブリックテクノロジーデザイン研究会 研究代表者 /
     慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 共同研究員 /
    一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南  政樹
    (一般社団法人アカデミーキャンプ理事)

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

【活動報告】アカデミーキャンプ 2025冬「考えるのは奴らだ (Live and Let Think)」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

家事アシスタントに見立てた猫型ロボットに話しかける
[家事アシスタントに見立てた猫型ロボットに話しかける]

1月の日本の三連休に、私たちは再び早稲田大学でAIとロボティクスに関するキャンプを開催しました。東北、関東、東海地方から 12名の小中学生や高校生が参加しました。今回のキャンプは「考えるのは奴らだ」というテーマのもと、昨年 9月のキャンプで組み立てた AI搭載の猫型ロボットに、どのようなタスクや思考を割り当てるべきかを探る「メタ思考」に焦点を当てました。

最初のアクティビティは、なんと山伏の修行を簡単にしたものでした。私たちは白い宝冠を頭に巻き、大学キャンパス周辺の庭園や神社、公園を訪れ、祈りを捧げ、自然の存在を感じ、人間と自然の共生について考えました。この活動を行った理由は、AIやロボティクスが自動で動くように、自然もまた人間の視点から見ると自動で動いているからです。この類似性を通して、人間が自然とどのように関わるか、そしてそれがAIやロボットとの関係にどのように似ているかを考えるきっかけとしました。

次に、最新の生成AIツールを体験し、人間の思考能力を超え始めているAIの驚くべき力を実感しました。その後、ワールドカフェ形式で対話を行い、AIに対する私たちの感情、自然と AIの類似点と相違点、AIに何を任せるべきか、そして2035年には私たちは AIやロボットとどのように付き合っているのかについて考えを深めました。対話の中で、こどもたちから「AIと人間、どちらが『畑』なのか?どちらがどちらから収穫しているのか?」というユニークな問いが投げかけられました。この問いは議論を活発にし、見方によってはどちらも『畑』になる側面があるという結論に至りました。

次に、音声での対話が可能なように改良された 6台の猫型ロボットに、それぞれ独自のキャラクターや話し方を設定しました。その後、2035年におけるAIやロボットとの生活を描いた場面のデモを準備し、みんなの前で短い寸劇として発表しました。寸劇では、コンパニオンロボットと一緒に学校生活を送る場面や、家事を手伝ってもらう場面、ロボットをパートナーとして暮らす場面、遊び相手になってもらう場面などが描かれました。

サブリーダーとしての役割を担い、部分的にはスタッフとしても活躍した 4名の高校生たちは、このキャンプの成功において大きな役割を果たしました。彼らの貢献により、さまざまな体験やメタ思考を促すことができました。キャンプは、「ただ感じるだけでなく、共に生き、そして奴らに考えさせよう (Don’t just feel. Live, and let them think)」という重要なメッセージとともに幕を閉じました。これからも、こどもたち自身が未来を創造するキャンプをつづけて参ります。

自然との共生を感じるための山伏体験ワークショップ
[自然との共生を感じるための山伏体験ワークショップ]
ワールドカフェで、AI やロボットとの付き合い方を考える
[ワールドカフェで、AI やロボットとの付き合い方を考える]
ロボットのコンパニオンを連れた学校生活のデモ
[ロボットのコンパニオンを連れた学校生活のデモ]
小さな機械の花嫁との対話
[小さな機械の花嫁との対話]
W は早稲田の W
[W は早稲田の W]