私たちは、日本の 9月の三連休に、早稲田大学早稲田キャンパスでの 2度目となる AI に焦点を当てたキャンプを開催しました。東北と関東から、小学生から高校生までの 9 名の参加メンバーが集まりました。過去のキャンプメンバーである高専生や大学生スタッフも参加しました。
今回、私たちは「身体を持つ生成 AI」の作成にチャレンジしました。市販の犬型ロボットキットをベースに(骨格的にはどう見ても猫型だったので、私たちはそれらを猫型ロボットと呼ぶことにしました)、マイコン制御のロボットを組み立てました。マイコンには Open Interpreter ソフトウェアを搭載し、日本語で指示を出すと、それに応じて動作するロボットを作り上げました。
2024年2月、東京都渋谷区および早稲田大学にて開催した「AI(アイ)を叫ぶ」準備編キャンプで、私たちは「自分が何者かになる (nobody でなく somebody になる)」ために自分たちを助けてくれる AI アシスタントづくりに挑戦しました。今回はそのつづきとも言えるキャンプですが、もちろん、2月のキャンプに参加しなかった人も参加 OK です。
さあ、今回のゴールは、便利な道具や頼もしいパートナーとしての AI (そしてもしかするとロボット) を、ルールを決めて作ることです。渋いぜルールは自分たちでつくる!そしてアカキャンはそんなクールなみんなを応援しています。新しい世代を応援するアカキャンにとっての 4条めの「ル」、それが「エール=励ましの叫び」です。
デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングロウによる『万物の黎明』には、こんな一節があります。”Wendat had play chiefs and real freedoms, while most of us today have to make do with real chiefs and play freedoms.” (ウェンダットには遊びの酋長と本当の自由があったが、現代の私たちのほとんどは本当の酋長と遊びの自由でやりくりしなければならない。─ 翻訳 : DeepL) ウェンダットは 17世紀の北アメリカの先住民の連邦です。ふたつのうちどちらかと言われたら、遊びの酋長と本当の自由がある方を選びませんか?まず私たち大人にできることは、自分たちがどうしても酋長に見えてしまう場合、少なくとも遊びの酋長でいることだと思います。こどもたちには、自由ごっこよりも、本当の自由を。