【参加募集】アカデミーキャンプ 2024夏「Second Summer in 箱根 ─ キミがつくるアカキャン」

真夏の小冒険、ふたたび!
定員に達したため、お申し込みを締め切りました。

海賊のようにたくましく
[海賊のようにたくましく ─ generated by Stable Diffusion XL v1.0]

【開催趣旨】─ 2度目の夏 ─ セカンドサマー晩夏

セカンドサマーキャンプはいつやるの?!前回6月の福島でのキャンプの参加者たちの熱意に応え、この夏、再び「アカキャンをつくる」キャンプを開催します!このキャンプでは、参加者たちが自ら企画を進める中で、自分たちが生きる未来を見すえた、新しい体験を共に創り出します。あくまで熱中症に気をつけながら、屋内での新しい遊びを考えたり、新しい道具を作ったり。もちろん、屋内でエンジョイできる範囲で箱根の観光も。さあ、二度とないような夏、夢中で楽しめる夏を一緒に創ろう!

【実施概要】

  • 会期 :
    • 2024年8月19日(月)〜21日(水) [2泊3日]
  • 対象 :
    • 福島と関東を中心とする小学4年生〜高校3年生
  • 定員 :
    • 20名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場・宿泊 : 箱根の温泉 (具体的な場所は参加者にお知らせします)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます。)
    • ひとり 3,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 東北にお住まいの参加者は福島駅郡山駅が集合・解散場所です。
  • その他の地域にお住まいの参加者は、東京都内 (集合: 新宿駅, 解散: 東京駅の予定) が集合・解散場所です。
  • 上記新幹線の駅、新宿駅や東京駅までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、自分たちで決めた (心の) 冒険にチャレンジします。
  • Discord を用いた事前セッション (話し合い) への参加を推奨します。

【参加申し込み】

定員に達したため、お申し込みを締め切りました。

参加募集フォーム : https://forms.gle/feAVywBdqeskBQXq9

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、「今回 (熱中症に気をつけながら) やってみたい冒険」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなったためです)(回避のため、アカキャン代表のメールアドレスから送信する場合があります)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 共同研究員 /
    アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南 政樹
    (アカデミーキャンプ理事)

共催

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター「パブリックテクノロジーデザイン研究会」

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

【活動報告】アカデミーキャンプ 2024FS “First Summer in FukuShima” ─ 同窓会

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

最高の夕食を作って食べよう
[最高の夕食を作って食べよう]

6月の週末 (22日〜23日)、私たちにとって久々となる、福島での物理キャンプ (対面キャンプ) を開催しました。福島を含む東北、関東、中部地方から、小学2年生から高校1年生までの 13名のこどもたちが参加しました。スタッフは 16名で、そのうち 7名は過去にこどもたちとして私たちのキャンプに参加したことがあり、さらにそのうちの 4名は初めてスタッフとして参加しました。ふたりは過去および現在の参加者の母親たちでした。かつてこどもだったみんなが成長した姿で現れたこのキャンプは、まるで同窓会のようでした。

キャンプは、参加者が一堂に会する前にオンラインで次の質問をすることから始まりました。「最高の夕食を一緒に作って食べるとしたら、何を作りたいですか?」─ 答えは、みんなで一緒に包む餃子、そして福島の地元料理でした。そこでこどもたちは揃って買い出しに行き、猪苗代湖の北にあるコテージに集まって、全員で料理に挑戦し、美味しい夕食を楽しみました。期待通りに最高の夕食だったとすれば、その理由は何かと聞くと、こどもたちからは「みんなと作ったから」といった答えが返りました。そして次の日を最高なものにするために、「自分たちから楽しいことを見つけよう」とみんなで考えました。

翌朝もコテージでさまざまなアクティビティで楽しんだあと、一行は猪苗代湖の畔にある野口英世記念館に向かいました。そして野口博士の発見と、その多くは今日では否定されていることを学び、科学の絶え間ない営みと、決して無駄ではなかった彼の人生を賭けたチャレンジに想いを馳せました。こどもたちからは彼の人生について「科学的にも精神的にも、後続研究者の一助になったはずだ」という感想もありました。さようなら、千円札 (ご存じのように、野口英世博士は 2004年から 2024年まで、日本の千円札の肖像画に選ばれていました)。

楽しかった2日間、それは参加した中学生の言葉を借りれば「10日間くらい一緒にいたんじゃないかってくらい仲良くなれた」2日間でしたが、その体験をふりかえった後、私たちは別れを惜しみつつ、またの再会を誓って解散しました。そう、次は second summer キャンプかも知れません。

2024年7月ボーナスデーにご協力ください

2024年7月ボーナスデーキャンペーンは、国際クラウドファンディング GlobalGiving で行われる 1日限りのキャンペーンです。みなさまからのご寄付額が 100ドルから 1,000ドルの範囲内であれば、その金額に応じてマッチングされた額が上乗せされてアカデミーキャンプに届きます。ご寄付額が高いほどマッチング額も高くなります。キャンペーンは日本時間 7月10日(水) の 22:00 に始まり、翌 7月11日(木) の 12:59 に終了しますが、マッチングファンドは期間の終了前に無くなる可能性があります。現在、特に経済状況が厳しいことは承知していますが、この貴重な機会にぜひご寄付をご検討いただき、福島や日本全国のこどもたちの未来創りのために、アカデミーキャンプにご支援を賜れたら幸いです。

GlobalGiving でのアカデミーキャンプのページ : https://www.globalgiving.org/projects/academy-camp/

キャンプソングを歌って踊る
[キャンプソングを歌って踊る]
大きな「人間知恵の輪」に挑戦
[大きな「人間知恵の輪」に挑戦]
野口英世博士の像と一緒に
[野口英世博士の像と一緒に]
楽しかった 2日間をふりかえる
[楽しかった 2日間をふりかえる]
大きくなったメンバーたちとの同窓会
[大きくなったメンバーたちとの同窓会]

【参加募集】アカデミーキャンプ 2024FS “First Summer in FukuShima”

定員に達したため、お申し込みを締め切りました。

2024年初夏 (ほんとは First じゃなくて Early Summer) のキャンプは 1泊2日で福島にて開催!

初夏の緑の中で ─ generated by Stable Diffusion XL v1.0
[初夏の緑の中で ─ generated by Stable Diffusion XL v1.0]

【開催趣旨】─ 久しぶりの福島開催で特別な週末を!

今年の初夏のアカキャンは、久しぶりに福島で開催します!「最高の夕食を食べよう!」をテーマに、美味しい郷土料理を一緒に作りながら、楽しい時間を過ごしましょう。最近のアカキャンで探求している、AI と遊ぶ時間もあるかも。この 2日間は、調理やちょっとした街の探検を通じて、みんなで楽しく考え、遊びながら新しいことに挑戦してみませんか? 久しぶりにアカキャンに参加してみようかなと思っているみんなも、最近参加したばかりのみんなも、もちろん新しい仲間たちも大歓迎です! 一緒に、最高の福島DAYSを過ごしましょう❗️

素敵な週末を、私たちと一緒に過ごしませんか?

【実施概要】

  • 会期 :
    • 2024年6月22日(土), 23日(日) [1泊2日]
  • 対象 :
    • 福島と関東を中心とする小学4年生〜高校3年生
    • 東京駅-郡山駅往復の新幹線代はキャンプが持ちます。東京駅まで送迎があります。
    • 福島駅以北からの参加も新幹線代はキャンプが持ちます、ただし、スタッフによる引率ができませんので、郵送する切符を受け取り、自分で乗れることが条件です。
  • 定員 :
    • 15名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場・宿泊 : 郡山および猪苗代 (具体的な場所は参加者にお知らせします)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます。)
    • ひとり 2,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 福島県(以北)にお住まいの参加者は、当日の朝、仙台駅福島駅等から新幹線を使って郡山駅に移動します。
  • その他の地域にお住まいの参加者は、東京駅に集合し、みんなで会場に移動します。
  • 東京駅または上記新幹線の駅までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、調理やちょっとした街の探検等 (詳細未定) に挑戦します。

【参加申し込み】

定員に達したため、お申し込みを締め切りました。

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、「GPT を使ってどんなアプリを創りたいか」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなったためです)(回避のため、アカキャン代表のメールアドレスから送信する場合があります)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 共同研究員 /
    アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南 政樹
    (アカデミーキャンプ理事)

共催

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター「パブリックテクノロジーデザイン研究会」

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

【活動報告】アカデミーキャンプ 2024春 “ALOHA FROM HAWAII”

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

飛び上がりたくなるような体験
[飛び上がりたくなるような体験]

2024年3月26日(火)から30日(土)までの 5日間、私たちは太平洋を越えた初めてのキャンプ ”ALOHA FROM HAWAII” を実施しました。東北、関東、東海、九州地方からの19人のこどもたちが参加しました。参加者は小学3年生から高校(高専) 3年生までの幅広い年齢層でした。

キャンプのテーマは「創造性の翼で太平洋に出よう」でした。キャンプ後のアンケート結果によると、参加した全員がこのテーマ通りのキャンプだったと回答しました。

多くの参加者にとってこれが初めての海外旅行でしたが、ハワイの人々の優しさに囲まれ、多くの体験をしました。一緒に夕食を作ったり、プールや海で泳いだり、大自然の中で探検したり、そしてこどもたちのための創作ラボ “VIVISTOP” を訪れて、地元のこどもたちと一緒に踊り、音楽を作り、Tシャツをデザインし、ぬいぐるみを作ったりしました。キャンプは楽しさと興奮に満ちていました。

このキャンプは参加したメンバーとスタッフにとって素晴らしい学びの経験となりました。4月から高校生になったメンバーのひとりは、このような趣旨の言葉を書いていました。「冒険というともっとスリリングなものを想像していたが、アカデミーキャンプとしての冒険は『一緒に海外に行くこと』であり、それだけでも大きなことなのだと気づいた」

1か月経った今でも、メンバー限定の私たちのソーシャルメディアは、参加したこどもたちによる、この旅行の思い出話で一杯です。こどもたちの創造性の翼は、ますます拡がっています。

最大の学びを引き出すためのブリーフィング
[最大の学びを引き出すためのブリーフィング]
VIVISTOP HONOLULU でのダンスバトル
[VIVISTOP HONOLULU でのダンスバトル]
VIVISTOP HONOLULU での創造体験
[VIVISTOP HONOLULU での創造体験]
青を飛び超えろ
[青を飛び超えろ]
ハワイの人々へ、感謝を込めて
[ハワイの人々へ、感謝を込めて]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2024冬「都の西北でAI(アイ)を叫ぶ (準備編)」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

「何者かになること」を対話するワールド・カフェ
[「何者かになること」を対話するワールド・カフェ]

2月の2回目の3連休に、私たちは東京で物理キャンプを開催しました。物理的な集まりがすでにかなり回復しているため、「物理キャンプ」という名称はそろそろ少しそらぞらしく感じられるかもしれません。このキャンプは「都の西北」で開催され、東北、関東、東海地方から小学生、中学生、高校生・高専生の合わせて12名が参加しました。

「都の西北」は、ご存じの通り、早稲田大学の校歌の冒頭部分ですね。そうです、私たちは初めて早稲田大学のキャンパスでキャンプを開催しました。しかし、2月は入試シーズンだったため、キャンパスの中に実際に入ったのは最終日だけで、大半の時間を「早稲田の隣」で過ごしました (これは「天才バカボン」に登場する架空の大学、バカ田大学の校歌を参照しています)。

このキャンプのテーマはAIアシスタントの作成でした。子どもたちはAIチャットボットとの対話を通じて、日常生活を支援するための人工的なパートナーを作り出し、これにより、この春から日本のトップ私立大学である慶應義塾大学と早稲田大学の一部の授業で使用される新しい学習システムを試験しました。

最初にとりあえず、システムを試しに使ってみよう、とこどもたちが作った一連のAIアシスタントがすでに素晴らしく、中には何でも四文字熟語に変えたり、話している人に合わせた名言を生成したりできるものもありました。その後、キャンプの元々のテーマ「自分が何者か (somebody) になるための手助けをするAIアシスタントの作成」について、ワールドカフェ形式で対話をしました。アイデアがテーブルを超えて受粉され、ある高専生は驚いて言いました。「小学生から “メタ知識” の概念を学ぶなんて思わなかった!」

ワールドカフェ後の創造物には目を見張るものがありました。例えば、「宿題先生」アシスタントはむしろシンプルな例ですが、どんな課題を与えても、答えを教えるのではなく、解決のヒントをくれます。他には、苦しい状況の中で希望の光を提供するアシスタントや、好きなものから新しい趣味・娯楽を作り出す手助けをするアシスタント、あるいはどんなに悲惨な状況でも明るく前向きな反応を返すアシスタントなどが作られました。こどもたちは、ポスター&デモセッションでお互いに作り出したアシスタントの素晴らしさを共有しました。

最終日には、即興芝居×即興コメディの役者集団、ロクディムさんを迎え、久々に対面で、私たちがこれまで行ってきたことととてもよく合致する、即興劇に一緒に挑戦しました。まず第一に、AIアシスタントとのやり取りは即興的ですし、台本がなく先の見えない未来に自分で一歩を踏み出していくという点でも、こどもたちが置かれている状況と即興劇はよく似ているのです。大笑いしながらこの 3日間のキャンプもクロージングを迎え、私たちは再び会う約束をして (3月末にまたキャンプがありますから!) ひとまずそれぞの場所に帰りました。

アイスブレイク「人間知恵の輪」で始まった
[アイスブレイク「人間知恵の輪」で始まった]
創った AI アシスタントをポスターにして共有する
[創った AI アシスタントをポスターにして共有する]
AI アシスタントについてまとめる方が、それを創るよりも難しい?
[AI アシスタントについてまとめる方が、それを創るよりも難しい?]
即興芝居×即興コメディのロクディムさんらと即興でお芝居
[即興芝居×即興コメディのロクディムさんらと即興でお芝居]
みんなよくやった!大人もね
[みんなよくやった!大人もね]

【参加募集】アカデミーキャンプ 2024冬「都の西北でAI(アイ)を叫ぶ (準備編)」

2024年最初のキャンプで、都の西北に進路を取れ!

定員に達したため、お申し込みを締め切りました。

都の西北で愛(アイ)を叫んだ獣(ケモノ) ─ generated by SDXL v1.0
[都の西北で愛(アイ)を叫んだ獣(ケモノ) ─ generated by SDXL v1.0]

【開催趣旨】─ AIパートナーを創ろう!

OpenAI の大規模言語モデル GPT-4 が公開されて約1年。何だか何でもできちゃう気がしてきました。アカキャンの仲間たちは、これまで絵本を創ったり (これは GPT-3.5)、シリアス RPG を創ったり、どこから見ても本人の感想が書いてある読書感想文の自動生成に取り組んだりしてきました。今、アカキャンの Discord (メンバー限定) では GPT-4 のボットが動いていて、メンバーたちがゲームを遊んだり、英語のチューター (個人指導教師) を創って学んだりしています。

私たちはどこに向かっているのでしょう。都の西北… (に今回のキャンプは向かっていくのですが) の話は後にして、たぶん、道具づくり、パートナーづくりなのでは?これから長らく使っていけるような道具や、一緒に (目的に向かって何かするという意味で) 働けるようなパートナーを、私たちの手許(てもと)に今ある仕組み (Discord ボットとか) を使って創ってみよう!

その目的に向かって、今回のキャンプでは都の西北、早稲田の杜(もり)を目指します。え?目指すんじゃなくて、地下鉄やバスで行けるんだから着いちゃえばって?実は 2月は入試シーズンなので、早稲田大学のキャンパスはロックアウトされているのです。でもキャンプの最終日に、ちゃんと早稲田キャンパスには入れる予定です。今年の今後のキャンプでは、どっぷり早稲田大学で活動できる時もあるでしょう。なので今回は「準備編」です。

【実施概要】

  • 会期 :
    • 2024年2月23日(金・祝), 24日(土), 25日(日) [2泊3日]
  • 対象 :
    • 福島と関東・北陸を中心とする小学1年生〜高校3年生
    • 東北新幹線・北陸新幹線・上越新幹線をご利用の場合、往復の新幹線代はキャンプが持ちます。ただし、スタッフによる引率ができませんので、郵送する切符を受け取り、自分で指定された号の指定された座席に乗れることが条件です。東京駅まで送迎があります。
  • 定員 :
    • 10名程度

内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、できるだけ兄・姉と一緒に参加して適宜サポートできるようにしてください。
※ 高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 会場・宿泊 : 東京都渋谷区および新宿区 (2/24, 2/25 の会場は早稲田大学+周辺; 具体的な場所は参加者にお知らせします)
  • 参加費 (集合場所からの交通費・宿泊費・滞在中の食費・保険等を含みます。)
    • ひとり 3,000円

【参加にあたって】

  • お住まいの地域によっていくつか交通のサポートがあります (以下、太字は可能な集合場所)。
  • 福島県(以北)にお住まいの参加者は、当日の朝、仙台駅福島駅郡山駅等から新幹線を使って移動します。
    • いわき駅-東京駅を往復移動する場合の JR 特急料金・乗車賃もキャンプで負担します (新幹線と同様に、自分で乗り降りできることが条件です)。
  • 東北新幹線・北陸新幹線・上越新幹線の他の駅からも新幹線代はキャンプ持ちで乗車いただけます。
  • その他の地域にお住まいの参加者は、東京駅に集合し、みんなで会場に移動します。
  • 東京駅または上記新幹線の駅までの往復交通費は各自のご負担でお願いいたします。
  • 会期中は、大学生や大人たちと共同生活しながら、AI による道具やパートナーづくりに挑戦します。

【参加申し込み】

定員に達したため、お申し込みを締め切りました。

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、電話番号、ご住所、ご希望の集合場所、「GPT を使ってどんなアプリを創りたいか」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなったためです)(回避のため、アカキャン代表のメールアドレスから送信する場合があります)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員 /
    アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南 政樹
    (アカデミーキャンプ理事)

共催

慶應義塾大学 SFC 研究所 パブリックテクノロジーデザインコンソーシアム

助成

GlobalGiving grant made in partnership with Riot Games

【お礼とメッセージ】新年のご挨拶

アカデミーキャンプより、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

こどもたちと同じ方を向こう
[こどもたちと同じ方を向こう]

2024年、また新たな年を迎えるにあたり、私たちアカデミーキャンプの活動を振り返り、これからに向けた想いをみなさまと共有したいと思います。

まず、令和6年能登半島地震にて被災したみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。アカキャンの活動も、2011年の東日本大震災をきっかけに始まりました。災害という突然の出来事が、私たちの日常を一変させる中で、思い通りに生きていくとはどういうことなのかという問いが、私たち自身にも、こどもたちにも突きつけられていると思います。一度しかない人生を思い通りに生き切るための、本物の自由とは何でしょうか、そしてそれをどのようにこどもたちは知ることができるのでしょうか。

デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングロウによる『万物の黎明』には、こんな一節があります。”Wendat had play chiefs and real freedoms, while most of us today have to make do with real chiefs and play freedoms.” (ウェンダットには遊びの酋長と本当の自由があったが、現代の私たちのほとんどは本当の酋長と遊びの自由でやりくりしなければならない。─ 翻訳 : DeepL) ウェンダットは 17世紀の北アメリカの先住民の連邦です。ふたつのうちどちらかと言われたら、遊びの酋長と本当の自由がある方を選びませんか?まず私たち大人にできることは、自分たちがどうしても酋長に見えてしまう場合、少なくとも遊びの酋長でいることだと思います。こどもたちには、自由ごっこよりも、本当の自由を。

(でも、上の絵はこどもたちを背番号で管理しているように見えるですって?!それは酋長ごっこだからですよ。こどもたちは、もし自分たちが標準化されていると感じたら、いつでもそこから逃げ出せばよいのです。)

2023年、アカキャンのこどもたちは生成AI を通してまたひとつ自由のための道具を手にしました。2024年も、私たちはそのことの追求をこどもたちと一緒につづけていくつもりです。

みなさまのご支援、ご参加に心より感謝を申し上げます。本年もアカデミーキャンプをよろしくお願いいたします。こどもたちと一緒に、本当の自由を探求する旅を続けましょう。(この文章は GPTs で作った私たちの「読書感想文ジェネレータ」を通して GPT-4 と共作することにより書かれました。)

【活動報告】アカデミーキャンプ in Maker Faire Tokyo 2023

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

展示する気まんまん!
[展示する気まんまん!]

2023年10月14日と15日の週末に、私たちはMaker Faire Tokyoでの 3回目となる現地展示を開催しました。会場は東京湾エリアの東京ビッグサイトでした。福島、関東、愛知からの小学生、中学生、高校生を含む9名のこどもたちが集まり、アカデミーキャンプの今年の活動成果を展示しました。

今年は、生成AIとして知られる技術の助けを借りて、私たちはさまざまなものを創り出しました。1月のキャンプでは絵本を制作し、2月と3月のキャンプでは ChatGPT とのやり取りを探求しました。5月には、娯楽を超えて学習やその他の目的を持つシリアス RPG (シリアスゲーム) をプロンプトエンジニアリングによって作成しました。7月には、私たちのキャンプのサブリーダーである高専生が、Minecraft 上で「リサイクルゲーム」という別のシリアスゲームの例を開発し、みんなでテストプレイしました。そして8月には、箱根で読書感想文の自動化に取り組みました。今回の出展では、これらの活動の成果である絵本、ゲーム、GPT向けのプロンプトを展示しました。これらはアカデミーキャンプに参加しているこどもたちによる成果物なのです。

Maker Faire で私たちが誇らしく思うのは、”MAKER” タグを着けることで、こどもたちが私たちの社会の VISITOR ではなく、自らが MAKER であることを再認識できることです。私たちはとても充実した 1年を過ごしたと思います。2024年も、こどもたちが MAKER として何かを創り続けることを支援して参ります。

今回の展示に関係するキャンプ活動
[今回の展示に関係するキャンプ活動]
Day 1 の終わりに、展示した絵本とともに
[Day 1 の終わりに、展示した絵本とともに]
2日目、改善した展示内容で
[Day 2、改善した展示内容で]
Day 2 の終わり。楽しかったね!
[Day 2 の終わり。楽しかったね!]

【成果報告】アカデミーキャンプG (Generative)

2023年の活動成果物を Maker Faire Tokyo 2023 にて展示しました。また、シリアス RPG の設計とプレイについて、アイルランドにて開催された国際会議 JCSG (Joint Conference on Serious Games) 2023 にて発表しました。そのどちらの機会でも、公開して欲しいという声を何度もいただきましたので、シリアス RPG プロンプトやそのプレイ動画をみなさんと共有します。(2023-11-14 追記) GPTs 版もリンクを公開します。

We exhibited the products of our 2023 activities at Maker Faire Tokyo 2023. We also presented our work on Serious RPG design and play at the JCSG (Joint Conference on Serious Games) 2023 in Ireland. We have received numerous requests to make our work available to the public on both occasions, so we are pleased to share the Serious RPG prompts and videos of our work with you. (Added on 2023-11-14) GPTs are also available by links.

シリアス RPG プロンプト (GPT-4 向け)

読書感想文の自動化のプロンプト (GPT-4 向け)

論文執筆の自動化のプロンプト (GPT-4 向け)

プロンプトのプレイ動画 (ChatGPT クローンを使用)

使用した ChatGPT クローン : https://github.com/mckaywrigley/chatbot-ui.git

発表した論文

Saito, K. et al. (2023). Double Impact: Children’s Serious RPG Generation/Play with a Large Language Model for Their Deeper Engagement in Social Issues. In: Haahr, M., Rojas-Salazar, A., Göbel, S. (eds) Serious Games. JCSG 2023. Lecture Notes in Computer Science, vol 14309. Springer, Cham. https://doi.org/10.1007/978-3-031-44751-8_21

【活動報告】アカデミーキャンプ 2023夏「箱根おこもり旅」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ペンギンとハイタッチ、水族館の思い出
[ペンギンとハイタッチ、水族館の思い出]

8月5日から 7日までの 3日間、私たちは関東地方の夏の避暑地、箱根にて、ひさびさの真夏のキャンプを開催しました。福島や他の地域からの、小学生から高校生・高専生まで、合計 10名のこどもたちがこのキャンプに集まりました。キャンプのタイトルは「おこもり」と言っていますが、実際にはどうだったでしょうか。

私たちは海賊船 (といっても芦ノ湖の交通手段のようなものですが) に乗り込み、猫がいる旅館にチェックインしました。そして、幸運にも雨が降ったので(なぜならそれが真夏の中でも私たちを涼しく保ってくれるからです)、森の中での冒険、吹きガラス体験、謎解き、水族館、動物との触れ合いなどを楽しみました。 そう、それと BBQ と花火もです!

しかし、このキャンプのゴールは、大規模言語モデルに自動的に読書感想文を書いてもらうことでした。そのため、私たちは少しの間、星槎大学箱根キャンパスに「おこもり」し、基本的には「この本を読んだというあなたは何者ですか?」という問いを投げかけるプロンプト (プログラム) をチャットに投入しました。そして私たちが、ひたすら (それぞれが読んだ本に関連して) 自分自身が何者であるかという問いに答え続けると、大規模言語モデルが本に対する私たちの感想を自動的に書いてくれました。その結果、素晴らしい読書感想文のコレクションが生まれ、私たちはそれを聞かせ合いました。

私たちが夏の物理キャンプを開催するのは久しぶりでしたが、素晴らしい思い出になったと思います。こどもたちも同じ気持ちだとしたら嬉しいし、今後も新しいキャンプ体験がたくさんできることを願っています。

少しずつ、お助けください。

国際クラウドファンディング GlobalGiving の 2023年9月の Little by Little キャンペーンが、日本時間 2023年9月18日(月) 午後1時から 2023年9月23日(土) 午前12時59分 まで開催されます。このキャンペーン期間中は、ご寄付おひとり当たり上限 50米ドルまでに対して 50% がマッチングされ上乗せされます。この絶好の機会を利用して、福島のこどもたち、日本のこどもたち、そしてアカデミーキャンプへのさらなるご支援を賜れたら幸いです。

GlobalGiving でのアカデミーキャンプのページ : https://www.globalgiving.org/projects/academy-camp/

海賊船に乗り込もう!
[海賊船に乗り込もう!]
森の冒険を完遂した!
[森の冒険を完遂した!]
待ち望んでいた吹きガラス体験
[待ち望んでいた吹きガラス体験]
ほぼ唯一の「おこもり」活動を、本と一緒に
[ほぼ唯一の「おこもり」活動を、本と一緒に]
猫たちのいる愛すべき宿をチェックアウト!
[猫たちのいる愛すべき宿をチェックアウト!]