このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。
7月の 3連休、私たちは招待制の VR (Virtual Reality) キャンプを開催しました。このキャンプには全国から 12名のこどもたちが参加し、3月からみんなで制作してきた「破天荒ワールド」を改めて再びツアーしました。このワールドは、下から順に、精神のフロア、住宅のフロア、水のフロア、生き物のフロア、挑戦のフロア、宇宙のフロアの 6つの階層で構成されています。各フロアは、こどもたちが創った建築物やその他のオブジェクトであふれています。
今回のキャンプでは、このワールドを使ったゲームデザインのパイロット版を試しました。用意したのは、たったひとつの宝のエッグ。それをこの広大なワールドのどこかに隠して、みんなで探すというゲームです。最初は、一番早くエッグを手に入れた人がどこかに隠し、みんなで探し、見つけた人がまたどこかに隠す、という遊び方を試してみました。それでも十分に面白かったです。
次に考えたのが、チーム対抗の遊び方です。こどもたちは2つのチームに分かれ、それぞれ別の「破天荒ワールド」のインスタンスに入り、そこに 1つだけあるエッグを隠し、隠し終わったらもう一方のチームのインスタンスに入り、相手チームが隠したエッグを探しました。こどもたちは、自分たちのチームがエッグをどこに隠すか決めるだけで大はしゃぎ。両チームとも、普通に探したら絶対に見つからないような場所にエッグを隠し、お互いに少しずつヒントを出し合いながら、ようやく相手のエッグを見つけることができました。
今回は実は 8月の活動のテスト版だったのですが、ただ遊ぶだけでなく、ゲームのデザインにも参加することで、みんなが良い感触を得たのではないでしょうか。