【活動報告】アカデミーキャンプ 2024秋「都の西北で、もう一度 AI(アイ) を叫ぶ」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

多くの時間を猫型ロボットの組み立てに費やした
[多くの時間を猫型ロボットの組み立てに費やした]

私たちは、日本の 9月の三連休に、早稲田大学早稲田キャンパスでの 2度目となる AI に焦点を当てたキャンプを開催しました。東北と関東から、小学生から高校生までの 9 名の参加メンバーが集まりました。過去のキャンプメンバーである高専生や大学生スタッフも参加しました。

今回、私たちは「身体を持つ生成 AI」の作成にチャレンジしました。市販の犬型ロボットキットをベースに(骨格的にはどう見ても猫型だったので、私たちはそれらを猫型ロボットと呼ぶことにしました)、マイコン制御のロボットを組み立てました。マイコンには Open Interpreter ソフトウェアを搭載し、日本語で指示を出すと、それに応じて動作するロボットを作り上げました。

キャンプの 2 日目には、早稲田キャンパスを探検し、演劇博物館や村上春樹ライブラリーなど、さまざまな博物館を訪れました。また、宿泊地に近い月島で、もんじゃ焼きも楽しみました。

そして 3 日目には、ついに私たちの猫型ロボットが動き始めました。例えば「壁まで 5cm の距離まで進んで」と依頼したところ、最初は壁にぶつかったり、失敗を繰り返したりしました。しかし、猫型ロボットは自分自身のコードを修正しながら、最終的には「壁から 20cm 離れるまで下がって」という依頼にも完璧に応えることができました。さらには、顔の正面に付いているカメラを通して何が見えているかも教えてくれるし、モールス信号でのコミュニケーションもできるようになりました。猫型ロボットから SOS が発せられたら、思わず助けに行かなきゃ、ってなりますよね!

私たちは、物理的な AI パートナーとの未来の暮らしを思い描き、そのビジョンを共有しました。そして、また猫型ロボットと遊ぶことを誓いました。今回のキャンプではロボットの組み立てに多くの時間を費やしましたが、次回はもっとたっぷりロボットたちと遊べることでしょう。

「昼間ミュージアム」企画では村上春樹ライブラリー等を訪問しました
[「昼間ミュージアム」企画では村上春樹ライブラリー等を訪問しました]
ロボットをキャリブレートするのはとても大事なステップです
[ロボットをキャリブレートするのはとても大事なステップです]
自律ロボットに何をして欲しいか、日本語でお願いする
[自律ロボットに何をして欲しいか、日本語でお願いする]
身体をもつ AI パートナーとの暮らしをみんなで考える
[身体をもつ AI パートナーとの暮らしをみんなで考える]
早稲田大学の創始者と一緒に
[早稲田大学の創始者と一緒に]