このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

2026年1月の日本の3連休、半分スタッフとしても活躍した7名の高校生たちを含む、17名のこどもたちとともに、アカデミーキャンプは再び早稲田大学を訪れました。今度は、未来をゲームとしてデザインし、遊ぶために。こどもたちは6つの班に分かれ、2班ずつ組となって、それぞれ2台のロボットアームと2台のヘクサポッドを使い、未来の暮らしのインフラをゲームにする挑戦に取り組みました。
ロボットアームはモノを掴んだり、投げたりすることができます。投げる動作は実は少し難しく、プログラミングが必要ですが、こどもたちは、ロボットにしてほしいことを日本語で語りかける、いわゆるバイブコーディングを通して試行錯誤を重ね、最終的にはロボットアームにボールをちょこっと投げてもらえるようになりました。一方、ヘクサポッドは背中にモノを載せて運ぶことができます。
これらのロボットとその動作を組み合わせて、こどもたちは3つのゲームを考え出しました。ひとつは、毒ガスの充満した谷間を越えて、ふたつのロボットアームで荷物をリレイして運ぶゲームです。ロボットアームからロボットアームへ、谷間を越えて荷物を文字通り手渡しする瞬間は、思わず冷や冷やします。
ふたつ目のゲームは、熊と人との共存をテーマにしたものでした。熊の住む森に食べものを投げ入れることで、熊が街に下りてきて人を襲うリスクを減らします。
3つ目のゲームの舞台は火星で、氷に覆われたクレーターから氷を採掘し、それを基地まで運んで水にするサバイバルゲームでした。
暮らしのインフラをゲームにするという難しい挑戦に、こどもたちは持ち前の創造性を発揮し、とても魅力的なゲームを創り出しました。制作中やリハーサルではどれも順調に動いていましたが、最後のデモンストレーションでは、それぞれが多少の失敗をしました。まあ、よくあることですよね。ドンマイ!
チャレンジする者だけが失敗できるのですから、失敗は誇れることです。そして、何かを成し遂げるためのコツは、やりたいことを分析・分解し、それぞれの課題を乗り越え、できるまでやり続けることです。このキャンプを通して、こどもたちは、挑戦者にとって当たり前とも言えるこうしたことを、改めて体験的に学んだのではないでしょうか。さらに、「ゴール」「ルール」「楽しさ」で課題を解き、ゲームを創るように世界と向き合うことで、未来を変えられるかもしれない ─ もし、そんな実感も得られたとしたら、このキャンプを実施した価値は本当に大きかったと思います。






