【活動報告】アカデミーキャンプ 2019夏「世界を再発明せよ 〜 REINVENT THE WORLD」第2期

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ふたりでの即興劇
[ふたりでの即興劇]

2019年8月12日から8月16日まで、今夏 2回目のキャンプとなるアカデミーキャンプ 2019夏「世界を再発明せよ 〜 REINVENT THE WORLD」 第2期を、横浜市の野島青少年研修センター、八景島シーパラダイス、そして関東学院大学金沢八景キャンパスを舞台として開催しました。高校生サブリーダー 3名 (スタッフの仕事を体験します) を含む 33人の福島のこどもたちがキャンプに参加しました。

今回のキャンプのテーマは、SDGs (持続可能な開発目標)、特に「目標14: 海の豊かさを守ろう」について考えることでした。ワークショップでは、こどもたちがデザインの視点で考えられるように、デザイン思考の手法を採り入れました。また、実際に八景島シーパラダイスの水族館を訪れ、こどもたちが具体的に考えられるように促しました。

シーパラダイスでは、3名のこどもたちが熱中症になり、救護センターで休みました。幸い 3名ともすぐに回復し、夜には無事に宿に戻ることができました。水分補給などの健康管理には十分注意しているつもりでしたが、教訓を得ました。今後はより一層注意を払って夏キャンプを実施いたします。

夏キャンプでは必ずお越しいただいている、即興芝居×即興コメディのロクディムさんを今回もお招きし、即興劇ワークショップと即興劇ライブを実施しました。お腹の底から笑いに笑うと同時に、未知に立ち向かう勇気について、大いに学びました。あと、2050年の生活を具体的に想像する社会学的イマジネーションゲームもプレイしましたし、餃子も作りました。

まとめのワークショップでは、海の豊かさを守ることに世界が成功した 2050年を仮定し、大人になったこどもたちが、自分の子孫にどんな言葉を贈るかを考えてもらいました (あいうえお作文の形式で)。その一例を紹介しましょう。

S せかいはこんなに広い!
D だって、
G ごみが流れてくるような
s そんなせかいを見てほしくなかったからね。

こどもたちが、本当にそんな風に彼ら・彼女らのこどもたちに言えるようになることを願っています。

デザイン思考を楽しむ
[デザイン思考を楽しむ]
社会学的イマジネーションゲームで、未来に投票!
[社会学的イマジネーションゲームで、未来に投票!]
シーパラダイスにて
[シーパラダイスにて]
海の豊かさとともに持続的に生きるには?
[海の豊かさとともに持続的に生きるには?]
関東学院大学金沢八景キャンパス室の木校地にて
[関東学院大学金沢八景キャンパス室の木校地にて]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2019夏「世界を再発明せよ 〜 REINVENT THE WORLD」第1期

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

展示をリードする高校生
[展示をリードする高校生]

2019年8月2日から8月6日まで、今年最初の夏キャンプとなるアカデミーキャンプ 2019夏「世界を再発明せよ 〜 REINVENT THE WORLD」第1期を、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC)、および Maker Faire Tokyo 2019 が開催された東京ビッグサイトにて開催しました。福島と宮城から 20人の子どもたちが参加し、うちひとりは高校生サブリーダー、すなわちアカデミーキャンプのスタッフの仕事を体験する役割で参加しました。

前回のご報告でも書いたとおり、この回のキャンプの目的のひとつは、「芸術、工芸、工学、科学プロジェクトと DIY マインドを祝う」イベントである Maker Faire に、VISITORS (訪問者) ではなく MAKERS (出展者) として戻ってくることでした。藤沢市から東京まで二日連続で移動して出展を行ったこのイベントでは、球体ロボットを使った eスポーツのルールを即興で作り、来場者 (主としてこどもたち) に実際に遊んでもらう「転がる eスポーツを作ろう!」というワークショップを実施しました。

このアイデアに辿り着いた当初は、こどもたちが出展者として責任ある役割を果たせるかどうか、私たちスタッフでさえも不安でした。ですが、結果は実に素晴らしいものでした。わが MAKERS のこどもたちは、ほとんど自律的に、途切れることなくやって来る VISITORS のこどもたちの面倒を見てくれて、こどもたちは時間を忘れるほど出展者として楽しんでいました。

キャンプでは、日本科学未来館も訪れました。また、2050年の暮らしを想像するために開発された SIG (社会学的想像ゲーム) で遊び、そして花火も楽しみました。最後に、それぞれが 2050年に向けてのマイルストーンを示すためのロードマップを描くことで、自分自身の未来を再発明することを試みました。そしてお互いがロードマップの証人になることで、そこに書かれたことは単なる文言ではなく、果たすべき約束になったのです。

こどもたちが、VISITORS から、自分たちの未来を創る MAKERS への移行を成功させているように見えることは大変喜ばしいことです。

MAKER 小学生が VISITOR 小学生を教える
[MAKER 小学生が VISITOR 小学生を教える]
MAKERS として戻ってきた!
[MAKERS として戻ってきた!]
花火
[花火]
証人となる人にロードマップを説明する
[証人となる人にロードマップを説明する]
SFC 福沢諭吉像の前で集合写真
[SFC 福沢諭吉像の前で集合写真]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2019冬「乙女のためのオートメーション 〜 カワイイは自動化できる!」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

以前より多くの女子が参加しました
[以前より多くの女子が参加しました]

2月9-11日の三連休、私たちは今年最初のキャンプとなる「乙女のためのオートメーション 〜 カワイイは自動化できる!」を開催しました。ボール型ロボットやリズムマシンのプログラミングを通して「カワイイ」を追求するキャンプです。

「乙女のための」とは名づけましたが「男子も可」です。私たちの最近のモットーは「すべてのこどもたちを土俵に上げる」ですから! (もちろん相撲協会に対する当てつけです。^^;) 13名の女子メンバーと 13名の男子メンバー (福島からの小中学生)、1名の女子サブリーダーと 2名の男子サブリーダー (福島からの高校生)、そして 3名の女性リーダーと 2名の男性リーダー (福島および関東からの大学生) が参加しました。これは私たちの最近の過去のキャンプよりもジェンダーのバランスが取れたといってよいでしょう。

このキャンプは、ボール型ロボットを使って新しい eスポーツをつくる試みから始まりました。こどもたちは、鬼ごっこや障害物倒しといったルールを自分たちで考え、より楽しくプレイできるように洗練させていきました。また、キャンパスの中で一番カワイイ写真を撮ることにも挑戦しました。このキャンプでのメインのプロジェクトは、ボール型ロボットとリズムマシンをプログラムすることで最もカワイイ、ロボット的な動きと音をつくることでした。あと、ちょっとお菓子づくりも楽しみました。私たち大人は、彼女ら・彼らがこんなにも短い時間でどれだけ多くのことを達成できるか、驚かされっぱなしでした。

国際女性デー

3月8日は国際女性デーです。アカデミーキャンプは女性や女子の社会参加を主たるテーマとする活動ではありませんが、私たちもバランスのとれた世界はよりよい世界であると信じていますし、ジェンダー平等な社会を望んでいます。それがそもそも、この「乙女のためのオートメーション」(そして男子も可) キャンプを開催した理由なわけですから!

偏見に対抗する意識を育てましょう。Boys と同じように、もっと STEAM (Science, Technology, Engineering, Art and Mathematics) Girls を育てましょう。そして、すべてのこどもたちを未来づくりのための土俵に上げましょう。

カワイイ動作をボール型ロボットにプログラムする
[カワイイ動作をボール型ロボットにプログラムする]
カワイイは自動化できるよね!
[カワイイは自動化できるよね!]
プログラムされたボールの軌跡がハートを描いた
[プログラムされたボールの軌跡がハートを描いた]
出発前にキャンパス入口にて集合写真
[出発前にキャンパス入口にて集合写真]
最後のランチの後にみんなでつくったパフェ
[最後のランチの後にみんなでつくったパフェ]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2018夏「オッケーグーグル、宿題やっといて!」第2期

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

休憩時間に突如勃発したパントマイム対決!
[休憩時間に突如勃発したパントマイム対決!]

私たちは、今夏の2期目のキャンプを 8月20-24日の日程で、神奈川県藤沢市の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) にて実施しました。このキャンプの公式タイトルは「オッケーグーグル、宿題やっといて!」第2期で、前回に続き、文字通り、計算ドリルや読書感想文など、こどもたちの夏休みの宿題を自動化するチャレンジを通して、現在の技術を使って、人間の知的な営みがどこまで自動化できるのか、限界はどこなのかを、実験をしながら体感していきました。

24名の小中学生および高校生が参加し、マッチ棒を使った「アンプラグド (電気を使わない) 機械学習」の演習を体験したり、IFTTT (If This Then That / もし これ なら あれ) を使って Google アシスタントをプログラミングする大喜利をして、そのスキルを音声コマンドによる計算ドリルの完全自動化に応用したり、コンピュータの方が力技では勝っていることを実感するためだけにパズルで対決したり (ですが今回はこどもたちががんばって理論上の最高得点を出したので、コンピュータプログラムと引き分けでした)、また、スイカ割りを含むさまざまなチームビルディングの遊びを通して、研究する (仮説の検証と洗練を反復する) ということがどういうことなのか体験したりもしました。

3日目には、横浜に行ってリアル謎解きゲーム「横浜駅SF謎」をプレイしました。これは、本州の98%を横浜駅が占める未来を描いた「横浜駅SF」の世界を再現するもので、無論、この駅が100年以上、工事を止めたことが無いという事実を面白く拡張したものです。また、ほとんどの班はそのあと中華街に行って中華料理を楽しみました。

4日目には、夏のキャンプの恒例になりますが、即興芝居×即興コメディのロクディムさんが来てくださって、多くの笑いとともに、他の人のことを思うこと、一緒に動くことについて学ぶことができました。

最終日は、未来の自分たちに対して宿題を出題することに挑戦しました。提出〆切は 2038年8月、今から 20年後です。特に自動化を通して、私たちの社会がどう変化していくかを考えてもらって、それから宿題には何らかの「数」を含めてもらうことにしました。ゴールをどのくらい大きく、高く、あるいは早く達成するかということです。そして次に、その数を10倍大きく、高く、そして早くしてもらいました。彼ら・彼女らの頭脳はフル回転を始め、どうやったそのブーストされたゴールを達成できるかを考えることになりました。

キャンプのあと、保護者のみなさまからたくさんのメッセージを戴きました。その中のお一人は、息子さんがキャンプから帰ってきたら、とても前向きになっていてびっくりしたそうです。私たちスタッフもそれを読んでとても嬉しく思いました。このキャンプは、こどもたちと私たち両方にとって素敵な経験となりました。

9月24-28日、GlobalGiving のキャンペーンを通して私たちをご支援ください

世界の NPO のための国際クラウドファンディング GlobalGiving でのキャンペーンの機会を通して、この素晴らしいこどもたちが彼ら・彼女らの未来を準備していくのを助けてください!このキャンペーンでは、用意された $20,000 の資金が、期間中に新しく申し込まれた「毎月のご寄付」の初回ご寄付分に 100% 上乗せするために使われます (ご寄付は少なくとも 4ヶ月続けて頂く必要がありますので、これは 4ヶ月で合わせて 25% の上乗せに当たります)。キャンペーンは 9月24日(月) から始まり、28日(金) まで続きます。ぜひ、この素晴らしい機会に、私たちの仲間になってください。そして世界を変えていく力の一部になりましょう。

マッチ棒を使ったアンプラグド機械学習
[マッチ棒を使ったアンプラグド (電気を使わない) 機械学習]
夏といえばスイカ割り!
[夏といえばスイカ割り!]
即興芝居×即興コメディのロクディムさんと
[即興芝居×即興コメディのロクディムさんと]
花火もチョットデキル
[花火もチョットデキル]
ブーストされた 2038年のみんなの宿題を共有
[ブーストされた 2038年のみんなの宿題を共有]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2018夏「オッケーグーグル、宿題やっといて!」第1期

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

パズルでコンピュータと勝負
[パズルでコンピュータと勝負]

私たちは、今夏の最初のキャンプを 8月4-8日の日程で、神奈川県藤沢市の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) にて実施しました。このキャンプの公式タイトルは「オッケーグーグル、宿題やっといて!」第1期で、文字通り、計算ドリルや読書感想文など、こどもたちの夏休みの宿題を自動化するチャレンジを通して、現在の技術を使って、人間の知的な営みがどこまで自動化できるのか、限界はどこなのかを、実験をしながら体感していく試みをやってみました。

参加した 25名の小中学生および高校生は、(宿題をモデル化したものなので彼ら・彼女らの本当の宿題ではなかったわけですが) 宿題を自動化していくのが楽しかったみたいです。ですが、それは彼ら・彼女らが怠け者だったという意味ではありません。マッチ棒を使った「アンプラグド (電気を使わない) 機械学習」の演習を体験したり、コンピュータの方が力技では勝っていることを実感するためだけにパズルで対決したり、また、さまざまなチームビルディングの遊びを通して、研究する (仮説の検証と洗練を反復する) ということがどういうことなのか体験したりもしました。

それに、お台場に Maker Faire Tokyo 2018 を見学にも行きました。特に電子工作で新しいモノづくりに挑戦している人たちとの交流を通して、楽しく学びの多い体験ができたと思います。

最後の 2日間は、未来の自分たちに対して宿題を出題することに挑戦しました。最初に、SDGs (持続可能な開発ゴール) を紹介しましたが、それらのゴールは、どちらかというと古い世代が地球や私たちの社会にしてきたこと (まあ悪事) の後始末ですね。こどもたちには、自分たち自身で幸福を定義して未来を創っていって欲しいと願っています。このキャンプが、こどもたちが世界で起きている変化を身近に感じて、そうした変化の一部として主体的に関わっていくきっかけになったら嬉しいです。

9月12-13日、GlobalGiving のボーナスデイを通して私たちをご支援ください

世界の NPO のための国際クラウドファンディング GlobalGiving でのボーナスデイの機会を通して、この素晴らしいこどもたちが彼ら・彼女らの未来を準備していくのを助けてください!このボーナスデイ・キャンペーンでは、用意された $50,000 の資金が、期間中にプロジェクト毎に得られたご寄付の割合に応じて配分されます。ですので、みなさまひとりひとりのご寄付がインパクトを持ちます。キャンペーンは日本時間の 9月12日(水) 13時から始まり、13日(木) 22時 (の1秒前) まで続きます。ぜひ、私たちの仲間になってください。そして世界を変えていく力の一部になりましょう。

Maker Faire Tokyo 2018 訪問
[Maker Faire Tokyo 2018 訪問]
「魔法の絨毯」ゲームで苦戦
[「魔法の絨毯」ゲームで苦戦]
女子だけのテーブルが出来てジェンダーについて対話
[女子だけのテーブルが出来てジェンダーについて対話]
未来の自分たちへの宿題を出題して記念写真
[未来の自分たちへの宿題を出題して記念写真]
今だけさよなら、また会いましょう
[今だけさよなら、また会いましょう]

【活動報告】キミが決める!アカデミーキャンプ 2018冬

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

お菓子の家づくり
[お菓子の家づくり]

2月の 3連休、10日(土) から 12日(月) まで、初の試みとなる「キミが決める!アカデミーキャンプ」を今年の冬のキャンプとして実施しました。開催地は神奈川県藤沢市の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) で、福島から 17名のこどもたちが参加しました。その内 3名は「サブリーダー」としてキャンプの運営を助けてくれた高校生たちでした。

事前に、参加者とスタッフのみんなにはキャンプの中で何をやりたいかを聞いておきました。なぜなら、人工知能が今以上に発達する未来においては、私たちの活動の多くの部分は AI やロボットにより支援され、人間に残されるのは「決める」力だけだと考えているからで、このキャンプではこどもたちや若者がすべてを決めるという試みをしてみたかったのです。こうしたキャンプがこどもたちが生きる未来の「前適応」のステージになれば、と考えています。

「30歳以上の人の言うことを聞かない」という約束の下で (そしてその約束自体も大人から言われたことなので守る必要はないのですが)、キャンプはまず、自分たちでアイスブレイキングのための活動を即興でやってみる、というところから始まりました。そのために大学の教室が用意されていたのですが、みんなはそこから飛び出して、大学のキャンパス一杯を使ってかくれんぼや鬼ごっこをして楽しみました。

2日目には、買い物に出かけ、お菓子の家 (あるいは何らかの未知の構造物 ^^;) を作りました。そしてみんなが思い描く未来の姿を “sweded” (段ボールなどを使った手作りの小道具・大道具やコスチュームを使って撮った映画のこと) の要領で動画やライブパフォーマンスにまとめました。若いスタッフは、こどもたちからの「夜のキャンパスを散歩したい」という要望に応え、キャンパスのどこかに隠された、スタッフの一人が描いた絵を探して選び出すという冒険のゲームのルールを即興で作って実施しました。

最終日には、このキャンプでみんなで作ったものを楽しみました。すなわち、お菓子の家を味わい、そして自分たちの動画やパフォーマンスを観ました。

このキャンプがこどもたちにとって驚きの連続だったとしたら嬉しいです。彼ら・彼女らが何をするかを決めたのですから、自分たちで自分たちを驚かせたのです。指数関数的に変化する技術や社会の状況を生き抜くために、どうかこどもたちが全速前進で未来に向かっていくことを祈っています。

大学キャンパスでかくれんぼ
[大学キャンパスでかくれんぼ]
夜のキャンパス探検 - 画伯の絵を探せ!
[夜のキャンパス探検 – 画伯の絵を探せ!]
手作り動画で未来を描いてみた
[手作り動画で未来を描いてみた]
思いがけず?お菓子の家でチャンピオン
[思いがけず?お菓子の家でチャンピオン]
僕らのミライへ全速前進!ヨーソロー
[僕らのミライへ全速前進!ヨーソロー]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2017夏「次世代の創造」第2期

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ゲームのキャラクターを作ろう
[ゲームのキャラクターを作ろう]

8月21〜24日、私たちはこの夏の 2期目のキャンプを慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) にて開催しました。小学生・中学生、そしてサブリーダーとしての高校生1名を含む 24名の福島のこどもたちが、この「ディープラーニング」をテーマとしたキャンプに参加しました。

ふたたび「世の中の常識に従ったことで世界を変えた人はいまだかつていない (No one has ever changed the world by doing what the world has told them to do)」という10代の起業家、エディー・チョン氏の言葉に触発されて、私たちはこのキャンプを通して「従順になるな」というメッセージを打ち出しました。このキャンプの参加者たちが大人になる頃、従順であることにかけては、人工知能やロボットがもっとうまくやっているだろうからです。

前期のキャンプに倣って、私たちは即興からこのキャンプをはじめました。私たちの友人、即興芝居×即興コメディのロクディムさんが、このキャンプのオリエンテーションをリードし、またライブパフォーマンスではこどもたちを参加させてくださいました。翌日は江ノ島・鎌倉を散策しましたが、出発前に何枚かの写真を見せて、それと同じ場所・同じ構図で写真を撮ってくるというミッションがありました。そのうち 1枚は映画「シン・ゴジラ」の 1シーンでしたが、(想定通り) いくつかのチームは、ウェブを検索するだけで、出かける前にその撮影場所を特定していました。3日目は、はこだて未来大学の学生たちがゲームのデザインを体験させてくれました。また、Preferred Networks 社の研究者がやって来て、イヌとネコを見分けるニューラルネットワークをこどもたちと一緒につくりました。そして有名な「トロッコ問題」について紹介し、倫理と人工知能の問題についてみんなで深く考えることになりました。その夜は、キャンパスでの宝探しをしました。最終日には、こどもたちと学生スタッフがそれぞれ、自分が28歳になったときのことを考えました。

28歳とは、日本のユーチューバー、HIKAKIN の現在の年齢です。彼は自分がこどもの頃、今の職業に就くとは夢にも思っていなかったでしょう。同じように、こどもたちの前には未知の未来が広がっています。このふたつのキャンプを通して、保護者のみなさまからは多くのメッセージを受け取りました。多くの保護者のみなさまも、こどもたちの未知の未来が気がかりなようです。

【活動報告】アカデミーキャンプ 2017夏「次世代の創造」第1期

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

28歳になったら何になる?
[28歳になったら何になる?]

8月17〜20日、この夏の最初のキャンプを慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) にて開催しました。小学生・中学生、そして 3名の高校生サブリーダーたちを含む、福島と千葉からの 25名のこどもたちが、この「デジタルファブリケーション (デジタルものづくり)」をテーマとするキャンプに参加しました。

「世の中の常識に従ったことで世界を変えた人はいまだかつていない (No one has ever changed the world by doing what the world has told them to do)」という 10代の起業家、エディー・チョン氏の言葉に触発されて、私たちはこのキャンプを通して「従順になるな」というメッセージを打ち出しました。このキャンプに参加したこどもたちが大人になる頃、従順であることにかけては人工知能やロボットがもっとうまくやっているだろうからです。

私たちは即興からこのキャンプをはじめました。私たちの友人、即興芝居×即興コメディのロクディムさんが、オリエンテーションをリードし、またライブパフォーマンスではこどもたちにも参加する機会がありました。翌日は渋谷の FabCafe Tokyo を訪問し、3Dスキャナーと 3Dプリンター、レーザーカッター、そしてオリジナルのテープづくりのマシンを使用する体験をしました。翌日は、江ノ島・鎌倉を散策しましたが、出発前に何枚かの写真を見せて、それと同じ場所・同じ構図で写真を撮ってくるというミッションが付いていました。藤沢市近辺の探検は楽しかったようです。最終日には、全員で、28歳になったときの自分のことを考えました。

彼ら・彼女らは何にだってなれるのです。このキャンプを通して、こどもたちがそんな風に感じられるようになったら幸いです。

【活動報告】空飛ぶアカデミーキャンプ 2017春

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ドローンによる撮影をシミュレート
[ドローンによる撮影をシミュレート]

3月の連休(18〜20日)に、私たちは「空飛ぶアカデミーキャンプ 2017春」を開催しました。これは慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC) の”Student-built Campus”で私たちが開催した3度目のキャンプになります。福島から26名のこどもたちが参加し、そのうち 4名は高校生で、サブリーダーとして活躍しました。うち 3名は、田村市とSFC研究所 ドローン社会共創コンソーシアムの提携によりあらかじめドローンの操縦を習ってきました。同コンソーシアムはこのキャンプをアカデミーキャンプとともに共催しました。

この「空飛ぶ教室」で、私たちは色々なものを飛ばしました。紙飛行機や、ドローンや、そしてこどもたち自身が設計した紙でできたオブジェクトなどです。初日は、ある特定の条件を満たす紙飛行機を作るというオリエンテーションとチームビルディングのセッションの後、NASAの資料などを用いて、よくある誤解なども参照しながら、現在正しいとされる飛行機の揚力の理論を学びました。その後、紙飛行機を用いてその理論を検証することを試みました。2日目は、小さなドローンを飛ばす練習をして、それよりちょっと大きなドローンを使って空撮をする計画を立て、実際に撮影をやってみました。3日目は、紙でできたオブジェクトを設計して、それぞれどのくらい 1) 真っ直ぐ落ちるか、2) 空中に長く留まるか、3) 遠くまで飛ぶか、を競う競技をしました。まず、大学の建物の 2階から落として実験・テストし、それから 3階で本番の挑戦をしました。短い時間の中でこどもたちがどれだけのことを達成できるかを目の当たりにして、私たちは驚いています。

キャンプの後、こどもたちのご家族のみなさまから多くの感謝のメッセージをいただきました。ある参加メンバーは、帰ってからずっとネットでドローンについて調べているそうです。また、別の参加メンバーは、お母さまに熱心に正しい揚力の理論を説明したそうです。このキャンプが、こどもたちの好奇心を刺激するよいきっかけになったようで、嬉しく感じています。