【活動報告】アカデミーキャンプ 2024春 “ALOHA FROM HAWAII”

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

飛び上がりたくなるような体験
[飛び上がりたくなるような体験]

2024年3月26日(火)から30日(土)までの 5日間、私たちは太平洋を越えた初めてのキャンプ ”ALOHA FROM HAWAII” を実施しました。東北、関東、東海、九州地方からの19人のこどもたちが参加しました。参加者は小学3年生から高校(高専) 3年生までの幅広い年齢層でした。

キャンプのテーマは「創造性の翼で太平洋に出よう」でした。キャンプ後のアンケート結果によると、参加した全員がこのテーマ通りのキャンプだったと回答しました。

多くの参加者にとってこれが初めての海外旅行でしたが、ハワイの人々の優しさに囲まれ、多くの体験をしました。一緒に夕食を作ったり、プールや海で泳いだり、大自然の中で探検したり、そしてこどもたちのための創作ラボ “VIVISTOP” を訪れて、地元のこどもたちと一緒に踊り、音楽を作り、Tシャツをデザインし、ぬいぐるみを作ったりしました。キャンプは楽しさと興奮に満ちていました。

このキャンプは参加したメンバーとスタッフにとって素晴らしい学びの経験となりました。4月から高校生になったメンバーのひとりは、このような趣旨の言葉を書いていました。「冒険というともっとスリリングなものを想像していたが、アカデミーキャンプとしての冒険は『一緒に海外に行くこと』であり、それだけでも大きなことなのだと気づいた」

1か月経った今でも、メンバー限定の私たちのソーシャルメディアは、参加したこどもたちによる、この旅行の思い出話で一杯です。こどもたちの創造性の翼は、ますます拡がっています。

最大の学びを引き出すためのブリーフィング
[最大の学びを引き出すためのブリーフィング]
VIVISTOP HONOLULU でのダンスバトル
[VIVISTOP HONOLULU でのダンスバトル]
VIVISTOP HONOLULU での創造体験
[VIVISTOP HONOLULU での創造体験]
青を飛び超えろ
[青を飛び超えろ]
ハワイの人々へ、感謝を込めて
[ハワイの人々へ、感謝を込めて]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2024冬「都の西北でAI(アイ)を叫ぶ (準備編)」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

「何者かになること」を対話するワールド・カフェ
[「何者かになること」を対話するワールド・カフェ]

2月の2回目の3連休に、私たちは東京で物理キャンプを開催しました。物理的な集まりがすでにかなり回復しているため、「物理キャンプ」という名称はそろそろ少しそらぞらしく感じられるかもしれません。このキャンプは「都の西北」で開催され、東北、関東、東海地方から小学生、中学生、高校生・高専生の合わせて12名が参加しました。

「都の西北」は、ご存じの通り、早稲田大学の校歌の冒頭部分ですね。そうです、私たちは初めて早稲田大学のキャンパスでキャンプを開催しました。しかし、2月は入試シーズンだったため、キャンパスの中に実際に入ったのは最終日だけで、大半の時間を「早稲田の隣」で過ごしました (これは「天才バカボン」に登場する架空の大学、バカ田大学の校歌を参照しています)。

このキャンプのテーマはAIアシスタントの作成でした。子どもたちはAIチャットボットとの対話を通じて、日常生活を支援するための人工的なパートナーを作り出し、これにより、この春から日本のトップ私立大学である慶應義塾大学と早稲田大学の一部の授業で使用される新しい学習システムを試験しました。

最初にとりあえず、システムを試しに使ってみよう、とこどもたちが作った一連のAIアシスタントがすでに素晴らしく、中には何でも四文字熟語に変えたり、話している人に合わせた名言を生成したりできるものもありました。その後、キャンプの元々のテーマ「自分が何者か (somebody) になるための手助けをするAIアシスタントの作成」について、ワールドカフェ形式で対話をしました。アイデアがテーブルを超えて受粉され、ある高専生は驚いて言いました。「小学生から “メタ知識” の概念を学ぶなんて思わなかった!」

ワールドカフェ後の創造物には目を見張るものがありました。例えば、「宿題先生」アシスタントはむしろシンプルな例ですが、どんな課題を与えても、答えを教えるのではなく、解決のヒントをくれます。他には、苦しい状況の中で希望の光を提供するアシスタントや、好きなものから新しい趣味・娯楽を作り出す手助けをするアシスタント、あるいはどんなに悲惨な状況でも明るく前向きな反応を返すアシスタントなどが作られました。こどもたちは、ポスター&デモセッションでお互いに作り出したアシスタントの素晴らしさを共有しました。

最終日には、即興芝居×即興コメディの役者集団、ロクディムさんを迎え、久々に対面で、私たちがこれまで行ってきたことととてもよく合致する、即興劇に一緒に挑戦しました。まず第一に、AIアシスタントとのやり取りは即興的ですし、台本がなく先の見えない未来に自分で一歩を踏み出していくという点でも、こどもたちが置かれている状況と即興劇はよく似ているのです。大笑いしながらこの 3日間のキャンプもクロージングを迎え、私たちは再び会う約束をして (3月末にまたキャンプがありますから!) ひとまずそれぞの場所に帰りました。

アイスブレイク「人間知恵の輪」で始まった
[アイスブレイク「人間知恵の輪」で始まった]
創った AI アシスタントをポスターにして共有する
[創った AI アシスタントをポスターにして共有する]
AI アシスタントについてまとめる方が、それを創るよりも難しい?
[AI アシスタントについてまとめる方が、それを創るよりも難しい?]
即興芝居×即興コメディのロクディムさんらと即興でお芝居
[即興芝居×即興コメディのロクディムさんらと即興でお芝居]
みんなよくやった!大人もね
[みんなよくやった!大人もね]

【活動報告】アカデミーキャンプ in Maker Faire Tokyo 2023

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

展示する気まんまん!
[展示する気まんまん!]

2023年10月14日と15日の週末に、私たちはMaker Faire Tokyoでの 3回目となる現地展示を開催しました。会場は東京湾エリアの東京ビッグサイトでした。福島、関東、愛知からの小学生、中学生、高校生を含む9名のこどもたちが集まり、アカデミーキャンプの今年の活動成果を展示しました。

今年は、生成AIとして知られる技術の助けを借りて、私たちはさまざまなものを創り出しました。1月のキャンプでは絵本を制作し、2月と3月のキャンプでは ChatGPT とのやり取りを探求しました。5月には、娯楽を超えて学習やその他の目的を持つシリアス RPG (シリアスゲーム) をプロンプトエンジニアリングによって作成しました。7月には、私たちのキャンプのサブリーダーである高専生が、Minecraft 上で「リサイクルゲーム」という別のシリアスゲームの例を開発し、みんなでテストプレイしました。そして8月には、箱根で読書感想文の自動化に取り組みました。今回の出展では、これらの活動の成果である絵本、ゲーム、GPT向けのプロンプトを展示しました。これらはアカデミーキャンプに参加しているこどもたちによる成果物なのです。

Maker Faire で私たちが誇らしく思うのは、”MAKER” タグを着けることで、こどもたちが私たちの社会の VISITOR ではなく、自らが MAKER であることを再認識できることです。私たちはとても充実した 1年を過ごしたと思います。2024年も、こどもたちが MAKER として何かを創り続けることを支援して参ります。

今回の展示に関係するキャンプ活動
[今回の展示に関係するキャンプ活動]
Day 1 の終わりに、展示した絵本とともに
[Day 1 の終わりに、展示した絵本とともに]
2日目、改善した展示内容で
[Day 2、改善した展示内容で]
Day 2 の終わり。楽しかったね!
[Day 2 の終わり。楽しかったね!]

【成果報告】アカデミーキャンプG (Generative)

2023年の活動成果物を Maker Faire Tokyo 2023 にて展示しました。また、シリアス RPG の設計とプレイについて、アイルランドにて開催された国際会議 JCSG (Joint Conference on Serious Games) 2023 にて発表しました。そのどちらの機会でも、公開して欲しいという声を何度もいただきましたので、シリアス RPG プロンプトやそのプレイ動画をみなさんと共有します。(2023-11-14 追記) GPTs 版もリンクを公開します。

We exhibited the products of our 2023 activities at Maker Faire Tokyo 2023. We also presented our work on Serious RPG design and play at the JCSG (Joint Conference on Serious Games) 2023 in Ireland. We have received numerous requests to make our work available to the public on both occasions, so we are pleased to share the Serious RPG prompts and videos of our work with you. (Added on 2023-11-14) GPTs are also available by links.

シリアス RPG プロンプト (GPT-4 向け)

読書感想文の自動化のプロンプト (GPT-4 向け)

論文執筆の自動化のプロンプト (GPT-4 向け)

プロンプトのプレイ動画 (ChatGPT クローンを使用)

使用した ChatGPT クローン : https://github.com/mckaywrigley/chatbot-ui.git

発表した論文

Saito, K. et al. (2023). Double Impact: Children’s Serious RPG Generation/Play with a Large Language Model for Their Deeper Engagement in Social Issues. In: Haahr, M., Rojas-Salazar, A., Göbel, S. (eds) Serious Games. JCSG 2023. Lecture Notes in Computer Science, vol 14309. Springer, Cham. https://doi.org/10.1007/978-3-031-44751-8_21

【活動報告】アカデミーキャンプ 2023夏「箱根おこもり旅」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ペンギンとハイタッチ、水族館の思い出
[ペンギンとハイタッチ、水族館の思い出]

8月5日から 7日までの 3日間、私たちは関東地方の夏の避暑地、箱根にて、ひさびさの真夏のキャンプを開催しました。福島や他の地域からの、小学生から高校生・高専生まで、合計 10名のこどもたちがこのキャンプに集まりました。キャンプのタイトルは「おこもり」と言っていますが、実際にはどうだったでしょうか。

私たちは海賊船 (といっても芦ノ湖の交通手段のようなものですが) に乗り込み、猫がいる旅館にチェックインしました。そして、幸運にも雨が降ったので(なぜならそれが真夏の中でも私たちを涼しく保ってくれるからです)、森の中での冒険、吹きガラス体験、謎解き、水族館、動物との触れ合いなどを楽しみました。 そう、それと BBQ と花火もです!

しかし、このキャンプのゴールは、大規模言語モデルに自動的に読書感想文を書いてもらうことでした。そのため、私たちは少しの間、星槎大学箱根キャンパスに「おこもり」し、基本的には「この本を読んだというあなたは何者ですか?」という問いを投げかけるプロンプト (プログラム) をチャットに投入しました。そして私たちが、ひたすら (それぞれが読んだ本に関連して) 自分自身が何者であるかという問いに答え続けると、大規模言語モデルが本に対する私たちの感想を自動的に書いてくれました。その結果、素晴らしい読書感想文のコレクションが生まれ、私たちはそれを聞かせ合いました。

私たちが夏の物理キャンプを開催するのは久しぶりでしたが、素晴らしい思い出になったと思います。こどもたちも同じ気持ちだとしたら嬉しいし、今後も新しいキャンプ体験がたくさんできることを願っています。

少しずつ、お助けください。

国際クラウドファンディング GlobalGiving の 2023年9月の Little by Little キャンペーンが、日本時間 2023年9月18日(月) 午後1時から 2023年9月23日(土) 午前12時59分 まで開催されます。このキャンペーン期間中は、ご寄付おひとり当たり上限 50米ドルまでに対して 50% がマッチングされ上乗せされます。この絶好の機会を利用して、福島のこどもたち、日本のこどもたち、そしてアカデミーキャンプへのさらなるご支援を賜れたら幸いです。

GlobalGiving でのアカデミーキャンプのページ : https://www.globalgiving.org/projects/academy-camp/

海賊船に乗り込もう!
[海賊船に乗り込もう!]
森の冒険を完遂した!
[森の冒険を完遂した!]
待ち望んでいた吹きガラス体験
[待ち望んでいた吹きガラス体験]
ほぼ唯一の「おこもり」活動を、本と一緒に
[ほぼ唯一の「おこもり」活動を、本と一緒に]
猫たちのいる愛すべき宿をチェックアウト!
[猫たちのいる愛すべき宿をチェックアウト!]

【活動報告】アカデミーキャンプ VOXEL 2023.7「マイクラ DAZE!」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

参加者が開発したゲームをはじめよう
[参加者が開発したゲームをはじめよう]

2023年7月の日本における 3連休、私たちは Minecraft をプレイすることに特化したオンラインキャンプを開催しました。

全国から集まった小学生から高校生・高専生までの 10名のこどもたちがこのキャンプに参加しました。 ほとんどの時間はMinecraft の世界で物を作ることに費やされ、大人のスタッフの中には初めて Minecraft をプレイする人もいましたが、こどもたちが熱心に遊び方を教えてくれるので助かりました。

ひとりの女性の高専生が、大規模言語モデルの助けを借りて、Minecraft でプレイするシリアスゲーム (娯楽を第一の目的としないゲーム) を開発しました。これはリサイクル体験を可能にするゲームで、プレイヤーは建物を解体し、素材を集め、森林の資源を活用することができます。非常に複雑なゲームですが、3日間で 3回プレイし、ゲームの設計と運用が改善されました。この間、大人たちはこどもたちから学びながらゲームをプレイし運用しました。

このキャンプではたくさんの楽しみがありましたし、その成果は 10月の Maker Faire Tokyo 2023 で展示される予定です。このキャンプを通して、こどもたちが人生で最高の “DAZE” (クラクラした時間; DAYS (日々) と掛けています) を過ごせたことを願っています。

少しずつ、お助けください。

国際クラウドファンディング GlobalGiving の 2023年9月の Little by Little キャンペーンが、日本時間 2023年9月18日(月) 午後1時から 2023年9月23日(土) 午前12時59分 まで開催されます。このキャンペーン期間中は、ご寄付おひとり当たり上限 50米ドルまでに対して 50% がマッチングされ上乗せされます。この絶好の機会を利用して、福島のこどもたち、日本のこどもたち、そしてアカデミーキャンプへのさらなるご支援を賜れたら幸いです。

GlobalGiving でのアカデミーキャンプのページ : https://www.globalgiving.org/projects/academy-camp/

今回のキャンプでつくられた構造物のひとつ
[今回のキャンプでつくられた構造物のひとつ]
今回のキャンプでつくられた構造物をもっと
[今回のキャンプでつくられた構造物をもっと]
ゲームのルールを開発者が説明する
[ゲームのルールを開発者が説明する]
さあ、最後の試合だ!
[さあ、最後の試合だ!]
人生最高の DAZE (クラクラ) をお楽しみください
[人生最高の DAZE (クラクラ) をお楽しみください]

【活動報告】アカデミーキャンプVR&(あーんど)RPG 2023.5 “Don’t Be So Serious”

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

ゲームデザインに取り組む
[ゲームデザインに取り組む]

2023年の 5月連休に、私たちはオンライン 2日間、物理 2日間のキャンプを開催しました。北は福島を含む東北地方から南は九州地方まで、小学生、中学生、高校生、合わせて10名がキャンプに参加しました。

今回、キャンプメンバーは「シリアス RPG」の制作に挑戦しました。シリアス RPG は、ロールプレイングゲームをシリアスゲームにしたものです。シリアスゲームは、娯楽を主目的としない (ビデオ) ゲームのことです。私たちの社会で課題となっている問題を集め、それらの問題についてプレイヤーに知ってもらったり、どう解決できるかを考えるためのゲームを作ったのです。といってもゼロからゲームを作るのは大変なので、人工知能の力を借りることにしました。大規模言語モデル (GPT) へのプロンプトによる自動生成でシリアス RPG を作って遊ぶことに挑戦したのです。今回作成した一連の RPG は、言語モデルがゲームの進行を司るゲームマスター (GM) となり、こどもたちが物語の登場人物を演じて、彼ら・彼女らと GM が対話しながら即興で物語を作っていく、テーブルトーク RPG のようなものです。こどもたちは、日本語という自然言語でのプロンプトを使って、思い通りのゲームに近づけるために GM をプログラミングしたのです。

このことは、こどもたちにとって予想以上に難しかったかもしれませんが、大学院生たちや他のスタッフらの協力もあり、皮肉や笑いの効いたゲームが次々と生まれました。実は、キャンプの最初の方で、例えば首都圏の防災対策など、状況を想定したシミュレーションを作ることは比較的簡単だと私たちは気づきました。でも、それはちょっと真面目すぎるので、今回のキャンプのタイトルでもある “Don’t be so serious” を合い言葉にしたこどもたちは、ゲームとしてもっとワクワクするようなものを目指したということなのです。その結果、小さくなって食糧難に立ち向かうゲーム、皮肉にも陸地を広げることで海の大切さを学ぶゲーム、天候を操作して都市を水浸しにしようとすることで、逆に治水の意義を理解するゲーム、学校の宿題の存在意義を見直すゲームなど、さまざまなゲームが爆誕しました。

こどもたちは楽しんでチャレンジしていましたが、何より楽しかったのは、物理的に集まって一緒にキャンプをした経験で、それが印象に残ったようです。この夏は、熱中症に気をつけながら、再び物理的に集まり、かつこどもたちの未来を育むキャンプを開催できるよう準備を進めています。

7月のボーナス DAY について

みなさまからの 100ドル以上のご寄付に対してマッチングが行われる、国際クラウドファンディング GlobalGiving のボーナス DAY が 7月12日に開催されます。ご寄付の額が多いほど、マッチングの額も多くなります (GlobalGiving の予算が続く限り)。この貴重な機会に、福島のこどもたち、日本のこどもたち、そしてアカデミーキャンプへのさらなる応援を賜れれば幸いです。
GlobalGiving におけるアカデミーキャンプのページ : https://www.globalgiving.org/projects/academy-camp/

オンラインパートからスタート
[オンラインパートからスタート]
物理キャンプ開始!まずはアイスブレイクから
[物理キャンプ開始!まずはアイスブレイクから]
仲間たちとゲームデザインに取り組む
[仲間たちとゲームデザインに取り組む]
物理キャンプ、この日は終わり、でも翌日もある!
[物理キャンプ、この日は終わり、でも翌日もある!]
朝食を終えたら、再びワークショップへ
[朝食を終えたら、再びワークショップへ]

【活動報告】アカデミーキャンプ VR 2023.2-3 “POWER TO THE PEOPLE” 3月の部

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

参加メンバーとスタッフ、それぞれのオンラインブレゼンスで
[参加メンバーとスタッフ、それぞれのオンラインブレゼンスで]

3月に再び日本に訪れた飛び石連休に、アカデミーキャンプ VR 2023.2-3 “POWER TO THE PEOPLE” (3月の部) というオンラインキャンプを実施しました。このキャンプには、小学校 2年生から中学校 3年生までの 10名のこどもたちが参加しました。ChatGPT や Stable Diffusion といった AI 技術の力を借りて、参加者が望む VR 体験を実現することを第一の目的とし、AI の革新的な活用によって人間の創造性や協調性を育むことを目指しました。

キャンプは、ChatGPT モデル GPT-4 と一緒に「部屋にあるものでしりとり」ゲームをするところから始まりました。GPT-4 は、参加者の部屋にあるものを記憶する能力を見事に発揮しました (前回 GPT-3.5 で試した時はうまくいかなかったのです)。また、この大規模言語モデルと絵文字だけを使った会話を試して、難易度が高いながらも楽しい時間を過ごせました。また、ChatGPT は、状況や条件を説明するプロンプトを与えることで、RPG (ロールプレイングゲーム) を生成することができることを私たちは知ったので、参加メンバーらは、オンラインホワイトボードを使って RPG のアイデアを共有し、ボードを再び付箋で埋め尽くしました。生成されたゲームはとても不思議で面白く、笑いが絶えないままプレイしました。

キャンプ期間中、こどもたちは自分たちの興味やアイデアをもとに、新しい機能や場所を追加し、拡張し続ける「破天荒ワールド」を開発し続けました。その結果、このバーチャル環境は、参加メンバーたちにとって、ますます魅力的な空間となりました。キャンプ終了後も、デジタル作品は進化を続け、この体験が永続的なものであることを示したと言えるでしょう。

AI に教えてもらいながら RPG を設計する
[AI に教えてもらいながら RPG を設計する]
生成された RPG をプレイする - 抱腹絶倒
[生成された RPG をプレイする – 抱腹絶倒]
寿司を吸い込むミニブラックホール vs. 目だ焼きの湯気 ─ な、何を言っているのかわからねぇと思うが、おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった
[寿司を吸い込むミニブラックホール vs. 目玉焼きの湯気 ─ な、何を言っているのかわからねぇと思うが、おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった]
弓矢も破天荒ワールドに導入された
[弓矢も破天荒ワールドに導入された]
文字通りの "空飛ぶキツネ" も!(英語で flying fox はオオコウモリの意)
[文字通りの “空飛ぶキツネ” も!(英語で flying fox はオオコウモリの意)]

【活動報告】アカデミーキャンプ VR2023.2-3 “POWER TO THE PEOPLE” 2月の部

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

寿司、地球そして宇宙船 in 破天荒ワールド
[寿司、地球そして宇宙船 in 破天荒ワールド]

日本の2月の飛び石連休に、アカデミーキャンプ VR2023.2-3 “POWER TO THE PEOPLE” というオンラインキャンプを開催しました。キャンプには、小学校 2年生から中学校 3年生までの 8名の子どもたちが参加しました。このキャンプでは、ChatGPT や Stable Diffusion といった AI 技術の力を利用して、参加者が望む VR 体験を実現し、それによって人間が能力を発揮できるようにすることを主な目的としました。

キャンプでは、まずこどもたちは ChatGPT としりとりゲームに挑戦しました。それから、ChatGPT にセミの幼虫など様々な役になりきってもらったり、似た言葉 (「フットバス」と「吹っ飛ばす」など) の比較表を作ってもらったり、画像生成のプロンプトを出してもらったりしました。さらに、こどもたちは ChatGPT に推理ゲームを挑みましたが、AI は強敵で、参加メンバーたちに難題を投げかけてきました。

キャンプでは、こどもたちが過去に作ったふたつの VR ワールド「細胞ワールド」と「破天荒ワールド」を改めて訪問しました。破天荒ワールドでは、参加メンバー同士で新たな遊び方を考えるべく、ブレインストーミングを行いましたが、オンラインホワイトボードが付箋で埋め尽くされるほど、多くのアイデアが生まれ、参加メンバーの創造性とコラボレーションが発揮されました。

最後に、3月のキャンプで再会すること、そしてそれまでにやりたいことを少しずつ進めていこうと約束し、今回のキャンプは終了しました。

AI としりとりで遊ぶ
[AI としりとりで遊ぶ]
自分たちが創った VR ワールド内をナビゲートする
[自分たちが創った VR ワールド内をナビゲートする]
ミクロの世界にたたずむ巨人
[ミクロの世界にたたずむ巨人]
新しい遊び方のブレインストーミング
[新しい遊び方のブレインストーミング]
今こそ人間の力を見せつけるときよ。POWER TO THE PEOPLE!
[今こそ人間の力を見せつけるときよ。POWER TO THE PEOPLE!]

【活動報告】アカデミーキャンプ 2023 冬「AI と描く近未来の絵本」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

協力して物語を見つけ出す
[協力して物語を見つけ出す]

日本の 1月の3連休に、3年以上ぶりとなる物理キャンプを開催しました。このキャンプでは、大規模な言語モデル (ChatGPT)、自動翻訳(生成 AI に伝えるために日本語から英語にプロンプトを翻訳)(DeepL)、画像の生成 (Stable Diffusion) といった機能を用いて、こどもたちが AI と一緒に絵本を制作しました。福島を含む日本全国から、小学 2年生から中学 3年生までの 13名のこどもたちが参加しました。

安全性と創発性のために、キャンプ中はバディシステムを採用し、こどもたちはペアやトリオで行動しました。首都圏の交通機関を利用するときも、宿舎で過ごすときも、そして絵本を作るときも、こどもたちはバディと一緒に行動しました。

最初は既存の絵本から学びました。そして、AI の使い方を学び、その約3時間後にはもう何かしらの作品が誕生していました。こどもたちは、作品をブラッシュアップしながら、食事をしたり、ゲームをしたり、新しいスポーツを考案したりと楽しんでいました。最終日には出来上がった絵本の「読み聞かせ会」の様子をインターネットで生中継し、こどもたちのご家族に観ていただきました。

閉会式では、参加した中学生から「最初、絵もストーリーも AI が作ると聞いて、え、じゃ私たち別に要らなくね?と思いました。でも、実際にやってみると、人間と AI が一緒になって作品を作れるのはいいなと思いました」という感想を聞けました。でしょう?なのでこれからもっとチャレンジしていきましょう!

画像生成 AI に渡すプロンプトを自動翻訳する
[画像生成 AI に渡すプロンプトを自動翻訳する]
AI から「これだ」という画像が出てくるまで試行錯誤する
[AI から「これだ」という画像が出てくるまで試行錯誤する]
一方、新しいスポーツも発明された
[一方、新しいスポーツも発明された]
宿泊施設からチェックアウト
[宿泊施設からチェックアウト]
出来上がった絵本から ─ 海の上を飛ぶ犬
[出来上がった絵本から ─ 海の上を飛ぶ犬]