このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。
日本の 1月の3連休に、3年以上ぶりとなる物理キャンプを開催しました。このキャンプでは、大規模な言語モデル (ChatGPT)、自動翻訳(生成 AI に伝えるために日本語から英語にプロンプトを翻訳)(DeepL)、画像の生成 (Stable Diffusion) といった機能を用いて、こどもたちが AI と一緒に絵本を制作しました。福島を含む日本全国から、小学 2年生から中学 3年生までの 13名のこどもたちが参加しました。
安全性と創発性のために、キャンプ中はバディシステムを採用し、こどもたちはペアやトリオで行動しました。首都圏の交通機関を利用するときも、宿舎で過ごすときも、そして絵本を作るときも、こどもたちはバディと一緒に行動しました。
最初は既存の絵本から学びました。そして、AI の使い方を学び、その約3時間後にはもう何かしらの作品が誕生していました。こどもたちは、作品をブラッシュアップしながら、食事をしたり、ゲームをしたり、新しいスポーツを考案したりと楽しんでいました。最終日には出来上がった絵本の「読み聞かせ会」の様子をインターネットで生中継し、こどもたちのご家族に観ていただきました。
閉会式では、参加した中学生から「最初、絵もストーリーも AI が作ると聞いて、え、じゃ私たち別に要らなくね?と思いました。でも、実際にやってみると、人間と AI が一緒になって作品を作れるのはいいなと思いました」という感想を聞けました。でしょう?なのでこれからもっとチャレンジしていきましょう!