このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。
日本の2月の飛び石連休に、アカデミーキャンプ VR2023.2-3 “POWER TO THE PEOPLE” というオンラインキャンプを開催しました。キャンプには、小学校 2年生から中学校 3年生までの 8名の子どもたちが参加しました。このキャンプでは、ChatGPT や Stable Diffusion といった AI 技術の力を利用して、参加者が望む VR 体験を実現し、それによって人間が能力を発揮できるようにすることを主な目的としました。
キャンプでは、まずこどもたちは ChatGPT としりとりゲームに挑戦しました。それから、ChatGPT にセミの幼虫など様々な役になりきってもらったり、似た言葉 (「フットバス」と「吹っ飛ばす」など) の比較表を作ってもらったり、画像生成のプロンプトを出してもらったりしました。さらに、こどもたちは ChatGPT に推理ゲームを挑みましたが、AI は強敵で、参加メンバーたちに難題を投げかけてきました。
キャンプでは、こどもたちが過去に作ったふたつの VR ワールド「細胞ワールド」と「破天荒ワールド」を改めて訪問しました。破天荒ワールドでは、参加メンバー同士で新たな遊び方を考えるべく、ブレインストーミングを行いましたが、オンラインホワイトボードが付箋で埋め尽くされるほど、多くのアイデアが生まれ、参加メンバーの創造性とコラボレーションが発揮されました。
最後に、3月のキャンプで再会すること、そしてそれまでにやりたいことを少しずつ進めていこうと約束し、今回のキャンプは終了しました。