【お礼】新年のご挨拶

アカデミーキャンプより、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年も当キャンプへのご参加とご支援、誠にありがとうございました。本年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

そして、昨年10月12・13日、東日本を中心に襲った台風19号による被害に遭われ、今も日常を取り戻すべく奮闘しているみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。

2020年がやって来て、いよいよ21世紀も本番を迎えました。このお礼のご挨拶では、21世紀生まれのみなさんに、台湾でデジタル担当大臣を務めるオードリー・タンさんについてご紹介します。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。そこから引用します。
https://news.yahoo.co.jp/feature/1517

彼女は中学に通うのを途中でやめ、全台湾の小中高生が参加する科学コンクール「科展」に向けた自宅学習に切り替えていた。そして科展の応用科学部門で1位を取ったオードリーさんは、好きな高校に無受験で進学できる特権を得た。通っていた中学の校長は彼女に、こう言って高校進学を勧めたという。
「あなたが憧れる米有名大学の教授と一緒に仕事をするには、良い大学に入らなければ。そのためには良い高校に行く必要がある。あと10年は学校で勉強すべきでしょう」
しかしそのときすでに、オードリーさんは米大学教授たちとインターネットを通じて直接やりとりをしていた。彼女はそのメールのやりとりを見せて「もうすでに教授たちとは一緒に仕事をしています。高校へ行く意味はなんでしょうか」と問いかけた。すると校長は1、2分黙った。そして「もう学校に来なくていいよ」と言ったという。

これまでアカキャンに参加し、そしてこれから参加するみなさん。みなさんもオードリーさんと同じように、アカキャンを通して、大学等で研究している研究者たちや学生たち、アーティストたち、アスリートたち、職業人たち、起業によって新しい職業を創り出す人たち、職業という概念を壊す人たちなど、プロフェッショナルに活躍している大勢の人々とつながり、直接やりとりして、一緒に仕事ができます。学校に通いながらでも社会に参加し、問題があると思ったら、そこを直していくことができます。学校を卒業して、いわゆる「社会に出る」まで待つ必要などありません。みなさんもすでに社会の一員なのです。

今年のアカキャンは、オリンピック/パラリンピックの影響もあり、例年とは異なるスケジュールになると思いますが、これまで以上の体験の機会を用意して、みなさんをお待ちします。最初のキャンプは3月20-22日、磐梯での開催です。みなさんと会えることを楽しみにしています。

MSSU18 (でにンダー18歳) たちへ、敬意を込めて。

2020年はレイ・ワニ年(ねん)
[2020年はレイ・ワニ年(ねん)]