このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

9月の長い5連休に、私たちは東京都渋谷区で4日間のキャンプを開催しました。このキャンプの中で、こどもたちは、AIと一緒に位置情報ゲームを設計・開発し、実際にプレイするというチャレンジに取り組みました。東北・関東・関西から17名の小学生、中学生、高校生らがこのキャンプに集まり、3名の高校生たちはサブリーダーとしてキャンプを支えました。こどもたちは6つの班に分かれ、それぞれ異なる位置情報ゲームをデザインしました。そして2つの班がペアになり、自分たちのゲームと相手の班が作ったゲームの両方をプレイするという趣向でした。
ところが、私たちの前には2つの大きな困難が立ちはだかりました。ひとつは、AIシステムがセキュリティを過剰に気にするあまり、ゲームの機能開発にたびたびストップがかかってしまったこと。もうひとつは、台風の接近です。残念なことに、私たちの夏や秋のキャンプの最中に台風がやってくることは珍しくありませんが、今回は予定が大きく狂ってしまいました。もともとは2日目に会場の近くでゲームをテストし、3日目には東京中を駆け回って実際にゲームをプレイする予定でした。しかし結局、4日間のうち真ん中の2日間は宿泊施設にこもり、ゲームの開発と屋内でのテストをすることになりました。4日目の朝、ようやく東京の街へ出ることができましたが、十分にテストできていなかったため、ゲームは期待していたほどうまく動きませんでした。
だけど、失敗は成功の素! 年に1回ほど参加してくださる即興芝居×即興コメディーの集団、ロクディムさんが、今回のキャンプでも初日に来てくれました。ロクディムさんは、筋書きがなく、だからこそ失敗もたくさんあり、それを笑いに変えられる即興劇のワークショップとミニライブで、私たちを楽しませてくれました。ワークショップでは、位置情報ゲームにとって大切なことを、即興劇を通して学びました:「自分はどこにいるのか」「そこからどこへ行くのか」「そして、何が起こるのか」
考えてみれば、それはこどもたちの未来の縮図なのかもしれません。失敗を繰り返し、それをむしろ楽しむことで、こどもたちの未来に新たな可能性が広がっていくことを、私たちは期待しています。






