【参加募集】アカデミーキャンプ 2021夏 VR

アカデミーキャンプでは、この夏、次の 3つの VR (仮想現実) キャンプを開催いたします。ふるってご参加ください!

[2021夏 VR 第1期]
アカデミーキャンプ VR 2021.7「キミが創る!月面社会」(7/22-24)
※ 月面に基地を創ったり、月で人々が暮らす社会について考えます。

[2021夏 VR 第2期]
アカデミーキャンプ VR 2021.8 “PREFAB THE WORLDS” (8/7-9)
PREFAB = Pre-Fabricate (あらかじめ作っておく)
※ 木星の衛星エウロパを探検しに行く準備をします。

[2021夏 VR 第3期]
アカデミーキャンプ VR 2021.8 “ALL THESE WORLDS ARE YOURS” (8/13-15)
※ 木星の衛星エウロパを探検します。

(3つとも参加するのも OK です。)

[月面基地建設予定地 (地下) の上に造成されているアポロ計画記念公園の月着陸船実物大模型 (実際に乗り込める)]
[月面基地の建設予定地である、縦穴の奥の地下空洞 ─ この広大な空間にキミは何を創る?]
[木星を周回する巨大なモノリス ─ 謎が謎を呼ぶ…さあ探検に出かけよう!]

【開催趣旨】─ “ALL THESE WORLDS ARE YOURS” (これらの諸世界はキミたちのもの)

2020年から現在にいたるまで、新型コロナウイルスによる感染症への対策として、飲食店の営業が制限されたりといったように、私たちの自由の一部は失われています。

「都市を構成するのは間違いなく市民なのだが、一方で都市を自由にできるのは権力者だけだということが、この1年間で改めて可視化された。」─ 脇田 玲, 慶應義塾大学 環境情報学部長, 2021.06.22 おかしら日記「大学は誰のものか?」より

コロナ禍の中で、私たちの生活は権力により制御されています。脇田さんが仰る通り、前からそうだったのが、よく見えるようになったということかもしれません。

でも VR (Virtual Reality; 仮想現実; 事実上の現実) では、世界は権力者のものでは無く、みんなのものです。しかも世界をたくさん創れますので「諸世界」だとも言えます。世界をゼロから創ることもできるし、自分たちが創った世界では自由に振る舞えます。(本当は VRChat などのプラットフォームのルールには則らなければならないのですが、でももし、使っているプラットフォームが気に入らなくなったら、自分たちで新しいのを創ればよいのです。インターネットでは、誰でも新たなサービスを勝手に立ち上げることができます。)

社会の “VISITOR” でなく “MAKER” であるアカキャンメンバーとして、諸世界を創り、かつ創った世界を探検しましょう!

大まかな背景的ストーリー

2030年代、人類は日本の探査機「かぐや」によって発見された月の縦穴のひとつとその奥に広がる空洞の中に恒久的な基地の建設を進めていました。アカデミーキャンプの面々もそれに参加しています。縦穴の開口部の周囲に、1960年代に人類が初めて月面に降り立ったアポロ計画を記念した公園を自動建設機械らが造成している最中、地下から大きな黒い直方体が発掘されました。それは、人類以前に地球外知性が月面に到達していたことを示していました。「モノリス」と名づけられたこの直方体は、さわった人が奇妙な体験をするという不思議な物体でした。

そして 2040年代、「奇妙な体験」が暗示した通り、木星の周回軌道上にも巨大な「モノリス」があることが確認されました。そして、木星のモノリスからは、こんな内容の通信が電波で地球と月に届いたのです。”ALL THESE WORLDS ARE YOURS – EXCEPT EUROPA. ATTEMPT NO LANDING THERE. ” (これらの諸世界 (太陽系の惑星や衛星のこと) はあなた方のものです ─ ただしエウロパを除く。エウロパに着陸を試みてはなりません。)

木星の衛星のひとつであるエウロパは、地球外生命が見つかるかも、という期待を込めて NASA のエウロパ・クリッパー探査機が2030年代に数十回のフライバイによって探査をしたばかりです。人類がこうした探査を行ったことと何か関係があるのでしょうか。このミステリアスなメッセージの謎を探るため、アカデミーキャンプは木星とその衛星エウロパに向かいます。

現実に予定されている惑星・衛星探査や宇宙開発と、巨匠アーサー・C・クラークが描いた SF「2001年宇宙の旅」「2010年」の世界線が交錯するアカキャン・ワールズ (諸世界)。でも以上は物語の背景にすぎません。実際に物語を紡いでいくのは、参加するキミたちです。

【実施概要】

  • 各期のキャンプは、次の 3種類のパートからなります。
    • Minecraft パート (全年齢対象) … Oculus パートで使うものづくりをします。
    • Oculus パート (中学生以上推奨) … VR 体験をします。目の健康上の理由から中学生未満は長時間の使用は推奨されませんが、いずれにせよ VR 酔いする人もいるので Oculus パートは短めです。また、Oculus パートの内容は Zoom で中継しますが、VR キャンプの醍醐味ですので、可能な範囲でぜひ Oculus でご参加ください。
    • Zoom パート (全年齢対象) … 必要な知識を得たり、計画を立てたり、3D の専門的なツールを使ったものづくりに間接的に参加します。
  • 第1期「キミが創る!月面社会」
    • 内容 : 
      • Minecraft パート : 月面基地や月での居住空間を創ります。
      • Oculus パート : 創った基地や居住空間を実際に設置した月面で遊びます。
      • Zoom パート : 月面に住む人が増えて、そこに社会が生まれるとき、どんな社会にしていったらよいかをみんなで考えます。
    • 会期 : 2021年7月22日(木・祝), 23日(金・祝), 24日(土)
    • 対象 : 全国の小学1年生〜高校3年生・大人 (20名ほど)
  • 第2期 “PREFAB THE WORLDS” (諸世界のパーツを創ろう)
    • 内容 :
      • Minecraft パート : 木星に向かう宇宙船・着陸船や、エウロパの海に棲む生き物を創ります。
      • Oculus パート : 創った宇宙船・着陸船などをテストします。
      • Zoom パート : 宇宙服について、みんなで考えて、デザインします。
    • 会期 : 2021年8月7日(土), 8日(日・祝), 9日(月・休)
    • 対象 : 全国の小学1年生〜高校3年生 (15名ほど)
  • 第3期 “ALL THESE WORLDS ARE YOURS” (これらの諸世界はキミたちのもの)
    • 内容 : 
      • Minecraft パート : 第2期の積み残しがあれば行います。
      • Oculus パート : 木星やその衛星エウロパに向かい、実際に探査します。
      • Zoom パート : 木星への出発前の計画や帰着後のふりかえりを行います。
    • 会期 : 2021年8月13日(金), 14日(土), 15日(日)
    • 対象 : 全国の小学1年生〜高校3年生 (15名ほど)

※ 第3期に参加する人は第2期も参加することを推奨します (内容が連続しているため)。
※ 各期の内容は、やや高学年 (小4以上程度) 向けです。低学年 (小4未満程度) の参加にあたっては、兄・姉や保護者が適宜サポートしてあげてください。
※ 各期とも、高校生はサブリーダー (キャンプスタッフをサポートする役目も担う参加者) としての活躍も期待します。

  • 参加費
    • Oculus パートがありますので、ぜひ Oculus Quest 2 (Wi-Fi があれば使えるオールインワン VR ヘッドセット) をご用意ください。その方法によって費用が異なります。
    • 現在、福島県に住んでいるか 2011年3月に住んでいた人で、Oculus Quest 2 の長期貸与を希望する → 無料 (先着13名まで) (「東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金」を使用します)
    • Oculus Quest 2 を持っている / すでに貸与されている / Oculus パートは地上要員として (Zoom で中継を見て) 参加する → 無料
    • その他の場合で Oculus Quest 2 の長期貸与を希望する → 5,000円

【参加方法】

下記のフォームよりご登録ください。
https://forms.gle/HEXRYuTgiW6aauNy8

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、参加希望の期、Oculus Quest 2 貸与希望の有無、電話番号、ご住所、「宇宙で人々が一緒に暮らすときの課題とその解決方法」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。

※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなったためです)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員 /
    アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南 政樹
    (独立行政法人情報処理推進機構(IPA) デジタルアーキテクチャ・デザインセンター プログラムディレクター /
    アカデミーキャンプ理事)

共催

慶應義塾大学 SFC 研究所 パブリックテクノロジーデザインコンソーシアム

助成

  • パルシステム神奈川ゆめコープ市民活動応援プログラム
  • パルシステム生活協同組合連合会 東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金

【活動報告】アカデミーキャンプ VR – 未来へのテストフライト

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

バーチャル教室に集まった生徒たち
[バーチャル教室に集まった生徒たち]

2021年の 5月連休に開催した私たちの初めての VR(バーチャル・リアリティ)キャンプの成功を受けて、同じ月の 2回の週末に、私たちはさらなるお楽しみの機会を設けました。

第1回目の週末は、STAR HOUSE (VR 宇宙旅行社) のテストフライトに参加しました。宇宙科学者の阿部先生に 3回目のご登場をいただき、私たちの月についてのさらに詳しいお話を伺ったり、次世代の民間ロケットの打ち上げを見たり、そうしたロケットによじ登ったり(笑)、国際宇宙ステーションの周囲を浮遊したり、私たちが秘密基地を造ったりできる予定の月面に行ったりと、すべてを VR で行いました。阿部先生の豊富な宇宙の知識を、(アバターとなった) 自分の身体を使って体験しながら受け取るという、贅沢な時間を過ごしました。

2回目は、前回のキャンプ「惑星アカキャンの誕生」でこどもたちが 3D ペイントした VR 世界がほぼほぼ完成したので、そのプレビュー (内覧会) を行いました。小さな重力の下でジャンプしたり、個人用の推進装置を使って、誰もが自由に空間を移動できるようになりました。こどもたちだけでなく、保護者のみなさんや当キャンプのスタッフ、そして前回のキャンプで 3D ペイントの指導をしていただいた VR アーティストの KAHUA さんも招待しました。あまり素早くいろんな方向に飛んで乗り物酔いみたいになった人もいましたが、「めっちゃカッコイイ!」といった感想が飛び出しました。

これらの機会は、宇宙分野だけでなく、今後 VR を応用して実現するさまざまな新しいキャンプを開拓するための「テストフライト」のようなものでした。その鍵となるのは、こどもたち自身が自分たちの(諸)世界を創れるという感覚だと考えています。

静寂の丘で月にまつわる講義を聴く
[静寂の丘で月にまつわる講義を聴く]
月に向かって走れ!
[月に向かって走れ!]
変装して VR 空間に?!
[変装して VR 空間に?!]
こどもたちが 3Dペイントした空間の中で上を下への大騒ぎ
[こどもたちが 3Dペイントした空間の中で上を下への大騒ぎ]
自分たちがこの世界を創ったんだ
[自分たちがこの世界を創ったんだ]

写真提供 : ぴちきょ, トミー

【活動報告】アカデミーキャンプ VR 2021.5「惑星アカキャンの誕生」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

手元のメタバースに自分の居場所を創る
[手元のメタバースに自分の居場所を創る]

5月の連休に、私たちにとって初となる試みとして、VR (バーチャルリアリティ) を使った 5日間のオンラインキャンプ、アカデミーキャンプ VR 2021.5「惑星アカキャンの誕生」を実施しました。まだ目が発達段階にある小学生には VR ヘッドセットの使用はお勧めできないため、小学生向けにはマインクラフトでお気に入りの場所を作るプログラムを用意しました。中高生向けには、希望者に VR ヘッドセットを長期貸し出しして、自分の手 (に持ったコントローラー) で世界をかたちづくることをテーマに、キャンプをシリーズで行うことにしました。参加してくれたのは総勢 18名のこどもたちです。最初の 3日間は、ツールの使い方に慣れるための練習期間でした。

マインクラフトでは、こどもたちのためにふたつの世界 (レルム) を用意しました。プログラムの最後には博覧会を開催しましたが、こどもたちが短時間で作った建物の多さに驚かされました。どれもこだわりのある魅力的なものばかりで、家の中を見せてもらったときには、まるで不動産屋さんに内見してもらっているような気分になりました。アカデミーキャンプからのメッセージは、常に「世界の VISITOR ではなく、MAKER であれ」というものなので、このマインクラフトのプログラムに参加したこどもたち全員に、アーサー・C・クラークのこの言葉のように、ふたつの世界の管理者となる権限を与えました。「これらの世界はすべてあなたたちのものです。一緒に使ってください。平和に使ってください」

VRプログラムでは、昨年に引き続き、宇宙科学の研究者である阿部先生をお招きしました。地球の月についての講義の後、VRの「大学の教室」に移動して質疑応答を行い、宇宙にまつわるさまざまな世界を訪れて先生の説明を聞きました。最後に、火星の表面で記念撮影をしました。また、VR アーティストの KAHUA さんによる、アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」の最後の部分の朗読に続いて、みんなで想像力を膨らませて、VR 空間で自由に 3D ペインティングをしました。続いて、即興アーティストのロクディムさんと一緒に、Zoomで、順番に一語ずつ話し、一人の語り手を演じる「ワンワード」に挑戦しました。そして VR では、参加者がグループに分かれて即興劇ライブに挑戦し、不思議でエキサイティングな世界が展開されました

最終日の終わりに、このキャンプの責任者はどこかからのメッセージを受け取りました。「この惑星はもうお終いです…。大人たちがこの星をダメにしてしまった。みんなで他の星に逃げよう!」そして、みんなでポータルに飛び込むと、何もない世界にたどり着きました。「ここは惑星アカキャン。ここから先は、みんなで創っていけるのです」それが、このキャンプの閉会式でした。みんなが一言ずつ感想を述べた後、別のポータルが現れました。みんなで飛び込むと、そこにはみんなで 3D ペイントした作品が VR の世界として再現されていました。こどもたちは、「VISITOR」ではなく「MAKER」になるという決意を胸に、さまざまな別々の世界に通じるポータルに次々とひとりずつ飛び込み、未知の世界へと旅立っていきました。

ボクセルワールドでのこどもたちの創造物のひとつ
[ボクセルワールドでのこどもたちの創造物のひとつ]
未知なる世界を探検する
[未知なる世界を探検する]
Zoom でも VR でも即興劇ワークショップを実施
[Zoom でも VR でも即興劇ワークショップを実施]
「幼年期の終り」にインスパイアされた 3D ペインティング
[「幼年期の終り」にインスパイアされた 3D ペインティング]
火星で記念撮影
[火星で記念撮影]

【参加募集】アカデミーキャンプ VR 2021.5「惑星アカキャンの誕生」

Multibrush で描いた AC と MOON
[中学生以上向け ─ 宇宙空間や荒野をキャンバスに3Dの絵や文字を描いていく]
Chromebook でも動くマインクラフト統合版
[小学生向け ─ マインクラフトで惑星を作る (配布した Chromebook でも動く!)]

ここは、惑星アカキャン。

今、現実や現実を超えた世界を仮想空間に創り出す「メタバース (metaverse; メタとユニバースの合成語)」を手軽に楽しめる環境が、すぐ手の届くところにあります。物理的な隔たりを飛び越えて、仲間と同じ時間を共有し、同じ世界を創り、語り合い、実験し、ともに感動を分かち合うことができます。そんな体験を、アカキャンの仲間たちと一緒にしませんか?

アカキャン初の試みとなるこの「アカデミーキャンプ VR」では、自分たちだけの新しい惑星を創っていくことを通して「メタバース」と「リアル」を科学します。

メタバースとは結局のところ、何なのでしょうか。そしてリアルとは?アカキャン的に、体験を通して学びましょう。まずは無数にある世界を訪れ、自分がどう感じるかを観察してみましょう。リアルな世界でも、バーチャルな世界でも、自分が体験したことは自分にとっての現実です。その体験をもとに、自分たちの世界をゼロから創るとはどういうことなのか、一緒に考えましょう。その出発点は「用意された外の世界」ではなく、私たち自身の中にあるはずです。

壊しては作り直しましょう。たくさん失敗しましょう (失敗したら、もう1回!)。かつて私たちは「世界を再発明せよ (REINVENT THE WORLD)」と名づけたキャンプを開催しました。ちょっと早かったかもしれません。でもコロナ禍を経て時計の針は先に進み、機は満ちました。今こそ、自分たちの手 (に握ったコントローラー) で新しい世界を構築してみせるときです!

でもどうやってはじめましょう?世界を構築するために最初にすることは、まず新しい世界を宣言することなのかもしれません。だから私たちはこう言います。「ここは、惑星アカキャン。」そこから先は、私たちがみんなで決めていけるのです。

今回のキャンプの進め方

ふたつのプログラムがあります。(時間をずらして開催します。)

  • Oculus プログラム (中学生・高校生が対象)
    • オールインワン VR ヘッドセット Oculus Quest 2 を用います
    • 希望者には Oculus Quest 2 を長期貸し出しします
    • 宇宙や荒野をキャンバスに 3D お絵描きをしたり、アバターとなって宇宙旅行を含む様々な世界を訪問したりします
    • 即興劇ワークショップも VR で開催予定!
  • Minecraft プログラム (小学生が対象) (中高生も可)
    • 統合版マインクラフト Minecraft BE (Bedrock Edition) を用います
    • Minecraft BE は各自がご購入ください
    • Minecraft BE は Chromebook, macOS, Linux ではサポートされていませんが、非公式に動作させる方法があり、その方法で動かすのをお手伝いできます (android 版を購入することになります)。
    • アカキャンが用意したサーバ (realm) で自分たちだけの世界を創ったり冒険したりします
  • 日程 (いずれも各日の時間割未定)
    • VR 練習期間 : 2021年5月1日(土), 2日(日), 3日(月・祝)
    • VR キャンプ期間 : 2021年5月4日(火・祝), 5日(水・祝)
    • VR 予備日 : 2021年5月8日(土), 9日(日)
  • 会場 (いずれもアカキャン専用空間を設ける予定)
    • Zoom (ビデオ会議), Discord (音声/文字チャット) ─ 全員
    • VRChat (アバターでチャット), MultiBrush (3Dお絵描き) ─ Oculus プログラム
    • Minecraft BE (Bedrock Edition) (マインクラフト統合版) ─ Minecraft プログラム
  • 対象
    • Oculus プログラム ─ 中学生・高校生 (定員 10名ほど)
      • 目の成長に関わる健康上の理由等から VRゴーグルの使用は 13歳以上であることが推奨されます (厳密ではありません)
      • Oculus Quest 2 の使用には Facebook アカウントが必要ですので、13歳以上の方はこの機に Facebook アカウントをお作りください (誕生日を迎えていない中学1年生は保護者の Facebook アカウントで参加してください)
    • Minecraft プログラム ─ 小学生 (および中・高校生希望者) (定員 10名ほど)
    • ご家族のみなさんもぜひ一緒にご参加ください
  • 参加費
    • Oculus Quest 2 貸与 (長期貸し出し) 希望の場合 ─ ひとり 5,000円
    • Oculus Quest 2 や互換ヘッドセットを持っている場合や Minecraft プログラムのみの参加の場合 ─ 無料

参加お申し込み

下記のフォームよりご登録ください。
https://forms.gle/foT5TPswcLxXfeyN9

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、参加希望プログラム、Oculus Quest 2 貸与希望の有無、電話番号、ご住所、「惑星アカキャンにあったらよいと思う場所」をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。
※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなったためです)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

実施責任者

  • 斉藤 賢爾
    (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 /
    慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員 /
    アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南 政樹
    (独立行政法人情報処理推進機構(IPA) デジタルアーキテクチャ・デザインセンター プログラムディレクター /
    アカデミーキャンプ理事)

共催

慶應義塾大学 SFC 研究所 パブリックテクノロジーデザインコンソーシアム

助成

パルシステム神奈川ゆめコープ市民活動応援プログラム

【希望日程アンケート】アカデミーキャンプ 2021VR(仮称)

[VR空間で他人とコミュニケーションを取ることが出来るSNSを利用する人たちのイラスト]

2011年から福島のこどもたちを主な対象として活動してきたアカデミーキャンプでは、VR (Virtual Reality; 仮想現実) でキャンプを行う「アカキャン VR」の検討を始めています。2021年5月に開催できればと考えていますが、ご興味のある方は、開催日程に関するアンケートにぜひお答えください。

https://forms.gle/4SmJEDixA9byGNfz7

アンケートの対象は以下のみなさんです。

  • 過去にアカキャンに参加した小・中・高校生(の保護者)のみなさん
  • これからアカキャンに参加してみたい小・中・高校生(の保護者)のみなさん
  • アカキャンにスタッフとして参加を希望する大学生・大学院生・専門学校生・社会人のみなさん

キャンプの対象は、VR ヘッドセットを使う場合は全国の中学生・高校生で、VR ヘッドセットを使わない小学生向けのキャンプも同時開催します。スタッフは大学生・大学院生・専門学校生・社会人を若干名募集予定です。

【参加募集】アカデミーキャンプ 2021春「チャレンジを科学する」

(「アカキャン春のチャレンジまつり」から改題しました。)

春のチャレンジ!(2017春キャンプ、SFCの教室での集合写真から)
[春のチャレンジ!]

挑戦は楽しい、楽しいから科学する

みなさんはライザップという会社のことを知っていますか。そうです。「結果にコミットする」で有名な、あの会社です。あれは広告ですが、会社にはそれぞれ、理念 (基本となる考え方) があります。そしてライザップグループの理念は、

「人は変われる。」を証明する

だというのです。すごくないですか?

でも、(成人ではない、くらいの意味で) こどもであるみなさんは、成長期ですから、いつでも変わっているはずですよね。昨日できなかったことが、今日できるようになる、といったことがよく起きます。できなかったときは、練習がつらいな、と思っても、できるようになったら、練習が面白くてしょうがなくなったりもします。挑戦して、できるようになるって、楽しいですね!今回のキャンプでは、どうしたらチャレンジは楽しくなるのか、どういう風にチャレンジしたら成功するのか、どうしたら失敗を次に活かせるのか、みんなで科学します。科学と言えば証明。「チャレンジを科学する」は、まさに人が (こうやったら、どのくらい) 変われるかを証明するための取り組みです。

今回のキャンプの進め方

今回のキャンプはオンデマンドキャンプです!参加したいときに参加できます。たとえ何年後でも、参加したいときに参加できることを目指します。

参加者はアカキャンの Discord サーバに加わり (13歳未満は保護者が代理で参加してください) 「チャレンジを科学する」カテゴリーの中に作られる様々なチャンネルを通して、一緒にチャレンジを科学します。

  • 日程 : いつでも参加できます。(それこそ、何かチャレンジしたくなったときにはいつでも参考に!)
    加えて、Zoom では 2つの集いを開催します。もし都合がよければぜひ参加してください。あっと驚くアカキャンの次なるキャンプの話もします!
    • 2021年3月14日(日) 15:00-16:30 (1回目の集い)
    • 2021年3月21日(日) 10:30-12:00 (2回目の集い)
  • 会場 : オンライン (Discord + Zoom, ときどき miro もかも)
  • 対象 : 新小学4年生〜高校3年生 / 居住地域は問いません
    • 兄弟・姉妹と一緒の参加なら新小学1年生以上から可
  • 参加費 : 無料 (通信費はご負担ください。何らかの定額サービスへの加入をお奨めします)

参加お申し込み

すでにアカキャンの Discord のメンバーになっている人はそのままいつでも参加できますが、新規にアカデミーキャンプに加わりたい人は、下記のフォームよりご登録ください。
https://forms.gle/E11uqbrhn52zgmNE8

上記のフォームが使えない場合は、お子さまのお名前 (ふりがな)、生年月日、学校名・学年、保護者のお名前、保護者のメールアドレス、オンライン参加用メールアドレス、電話番号、ご住所をご記入の上、info@academy-camp.org 宛てにメールにてお申し込みください。
※ 携帯アドレスでお申し込みの方は、info@academy-camp.org からのメールを受信できるように設定ください。
※ ezweb の場合は上記アドレスからのメールが届かないこともありますので、2日経っても返事がない場合は電話番号を添えてメールにてお問い合わせください。
※ Gmail の場合、上記アドレスからのメールが届きにくくなっています (Gmail の受信ポリシーが厳しくなっているためです)。返事がない場合、迷惑メールに振り向けられている場合もございますので、念のためご確認してからお問い合わせください。

実施責任者

  • 斉藤 賢爾 (早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 / 慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員 / アカデミーキャンプ代表理事)
  • 南 政樹 (慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任助教 / アカデミーキャンプ理事)

共催

  • 慶應義塾大学 SFC 研究所 パブリックテクノロジーデザインコンソーシアム

助成

  • パルシステム神奈川ゆめコープ市民活動応援プログラム
  • ライアットゲームズ社助成金プログラム “Dawnbringer Karma Grant”

【活動報告】アカデミーキャンプ2020夏(だけじゃない)「アカキャン的!本気の自由研究」最終発表「アカキャン的!学会」

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

チェックアウト、でも研究は続きます
[チェックアウト、でも研究は続きます]

2020年12月末、夏、秋、冬と続いた「アカキャン的!本気の研究」の締めくくりとして、最終発表をオンラインで行いました。この様子は YouTube でもライブ配信されました。

今回の発表会は、若手研究者(こどもたち)と、この一連のイベントにスタッフとして参加した大学生をはじめとする大人たちが、研究を通じて交流できる「アカキャン的!学会」を目指したものです。

それを実現するために、会議の冒頭では、即興コメディの「ストーリーテラーズ」の仕組みを使って、それぞれの研究についてのセリフをちりばめながら、即興でおかしな物語を紡いでいきました。

大笑いした後は、研究発表の時間となりました。発表内容は、まちづくり、フロー体験、納豆の粘度、ジャガイモの毒性除去、英語学習、地質学、オオスズメバチの性別決定、重力で音楽を奏でる、キャッシュレスで変わる食生活、ゲーム作り、ディメトロドンの食生活、脳波でアバターを制御する、デジタルIDカードで未来のお店で年齢だけ開示してお酒を買う方法(選択的開示)などでした。こどもたちはもちろん、大学生や、大人のスタッフによる発表もありました。

長らく続けてきた「本気の自由研究」も、これでひと区切り。でも、まだまだ研究は続きます。だって終わってないし!

少しずつ助けてください

日本時間 2021年3月8日(月) 14:00 〜13日(土) 13:59、国際クラウドファンディング GlobalGiving の Little by Little キャンペーンを通して福島のこどもたちとアカデミーキャンプをぜひご支援ください。この期間に GlobalGiving を通してアカデミーキャンプに 50ドルまでのご寄付をいただくと、みなさまからのご寄付に 50% が上乗せされて私たちに届きます。少しずつ、多くの人々にアカデミーキャンプを知ってもらい、関わってもらうために、みなさまのご協力をどうかよろしくお願いいたします。

GlobalGiving でのアカデミーキャンプのページ
https://www.globalgiving.org/projects/academy-camp/

録画によるプレゼンテーションも
[録画によるプレゼンテーションも]
フロー体験について調べた内容を発表
[フロー体験について調べた内容を発表]
専門誌に原稿が載るにいたりました
[専門誌に原稿が載るにいたりました]
オオスズメバチの性別決定について調べました
[オオスズメバチの性別決定について調べました]

【お礼】新年のご挨拶

アカデミーキャンプより、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

[一機のベコは通常の3倍のスピードで接近します!]

昨年も当キャンプへのご参加とご支援、誠にありがとうございました。本年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。昨年はすべての活動をオンラインで行いましたが、今年は未だ未だ試し足りないオンラインの可能性の探求とともに、少しずつでも物理キャンプを再開していければと思っております。

昨年春の物理キャンプ (すっかりキャンプと言えば物理的、の前提が崩れましたね!) を中止してオンラインに移行したとき、映画「12 モンキーズ」の 1 シーンを紹介しました。主人公が「ウイルスが大事なんじゃなくて、命令に従うことが大事なんだな。言われた通りにすることが」(“This part isn’t about the virus at all, is it? It’s about followin’ orders. About doin’ what you’re told.”) と憤るシーンです。もちろん、大事なのは命令に従うことや言われた通りにすることではありません。ウイルスに対策することです。みなさんもそう思いますよね?

ところでみなさんはお年玉をもらいましたか?お金というのは不思議なツールです。暖かな気持ちを伝えることもできれば、人に言うことを聞かせ、やりたくないことをやらせるためにも使えます。

お金は最初からこの世に存在したわけではありません。人類史の中で、途中で発明されたのです。お金の最も重要な機能は、おそらくですが、それがないと食べ物を手に入れられないことです (少なくとも、お金を使わずに食べ物を手に入れることが例外的な行動になります)。お金がない世界では、自分たちで狩りをしたり、漁をしたり、自然に生るものを採ったりすれば食べ物を手に入れられたのですから、私たち人類の社会の多くが、わざわざお金の仕組みを導入したのは本当に不思議です。生業をもって、それで稼いだお金で食べ物を買うのは二度手間で面倒ですし、いざというときに食べ物を売ってくれる人がいなければ自分が飢えてしまうからです。

いやいや、そうやって専門性が分かれたから文明は発達したんじゃないか、と反論する人もいるかもしれません。結果論としてはそうなのかもしれませんが、初めて「お金が使われる世界」の入り口に立った人の気持ちになって考えてみてください。これまで食べ物は自分たちで手に入れられたのに、明日からお金で買ってくれと言われるのです。不安になりませんか?国が、不安に思うことはありませんよ、といざとなったら補償してくれるのでもなければ到底受け入れられないはずです。国は、その補償をするために税金を集めます。あれれ?ここでもお金が必要になるなんて、何だかうまく騙されているような気もします。

そして疫病は昔から国家の天敵でした。国は人が集まってできていますから、本来的に「密」なのです。密なところでは疫病が流行ります。みんなにお金が回るように仕事が分かれ、分業している社会では、疫病で一部の人々が動けなくなると、その部分の働きが損なわれ、社会が機能不全に陥ります。かといって、働きが損なわれないようにすると、人が接触し、疫病が伝染します。社会全体が少し休めばよいのですが、誰もが考えることは、そうは言ってもお金を稼がなければ食べ物が手に入らないのですから、仕事を休むわけにはいかないということです。

命令に従うことや言われた通りにすること (例えば “Go To 〜” と言われたら、お金の論理に従って危険を顧みずに移動すること) ではなく、ウイルスに対策することが大事だと、みなさんが本当に思うなら、いずれはこの社会の仕組み全体に手を入れていかなければならなくなります。

さて、みなさんならどんな風に社会の仕組みに手を入れますか?遠慮することはありません。これは、みなさん自身が生きていく近い未来の社会を、みなさん自身がどうしていきたいか、というお話なのです。ぜひアカデミーキャンプで一緒に考えられるとよいですね。

【活動報告】アカデミーキャンプ2020夏(だけじゃない)「アカキャン的!本気の自由研究」中間報告 2

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている英文のレポートを日本語に訳したものです。

昨年 (2019) の Maker Faire Tokyo から
[昨年 (2019) の Maker Faire Tokyo から]

前回のレポートでもご説明しましたが、COVID-19 パンデミック対策として、アカキャンでは春に続き、夏-秋- (そして今や) 冬のキャンプ活動をオンライン化しています。この夏からの一連の活動を「アカキャン的!本気の自由研究」と名付け、全体の毎週ないし隔週のオンラインミーティングと、オンラインチャットツールを使った対話・研究相談を続けています。

このレポートではもう一度、10歳から18歳までの若き研究者たちの進行中の活動について中間報告をします。昨年までは、Maker たちの祭典「Maker Faire Tokyo」に私たちは東京で参加していたのですが、今年はオンラインでこの素晴らしいイベントに参加し、Twitter で一緒に展示を観て楽しみました。自分たち自身も Maker である若き研究者の 1人は、古生物のディメトロドンがサメを食べるゲームを作っていますし、別の研究者は 3D空間の中の自分のアバターを脳波で動かそうとしています。さらに別の研究者はブロックチェーン上で寄付金を扱うビジネスモデルを分類して、最高の持続可能なプランを得ようとしています。その他の活動としては、ポテトの毒をなくすための研究、持続可能な街づくりのプラニング、第二言語の習得に最適な方法の探索、スズメバチの遺伝子や行動の研究、物々交換の仕組みづくり、フロー体験の実践的な知識の習得などがあります。

12月には発表会を予定していますが、これらの若い研究者たちと、この一連のイベントのスタッフとして関わっている大学生をはじめとする大人たちが、互いの研究を通じた交流ができる「アカキャン的!学会」を目指しています。これが創発的な機会になったらよいなと期待しています。研究はそもそも、個人ではなくコミュニティの営みだからです。

#GivingTuesday で私たちを助けてください

ぜひ、日本時間 2020年12月1日(火) 14:00 ~ 12月2日(水) 13:59 に GlobalGiving を通して私たちにご寄付をください!GlobalGiving はこの期間中の最終的な寄付総額に応じて、アカデミーキャンプを含む参加プロジェクトに合計 100万ドルのインセンティブファンドを比例配分します。ご寄付に上乗せされた額が私たちの活動に届き、みなさまのご寄付がより大きなインパクトを持ちます。この素晴らしい機会にぜひ、このコミュニティ、福島のこどもたち、そして全国のこどもたちとアカデミーキャンプを応援していただけたら幸いです。

私たちは、自分のパソコンを持っていないこどもたちがオンラインの活動に参加しやすいように、Chromebook を配布しており、より多くのこどもたちにとっての環境を整備するためにより多くの資金を必要としています。また、物理的なキャンプも徐々に再開していきたいと考えており、そのための資金も必要としています。ぜひよろしくお願いいたします。

若い研究者がミーティングに参加しています
[若い研究者がミーティングに参加しています]
フロー体験について、ストリートピアノを通して熟考します
[フロー体験について、ストリートピアノを通して熟考します]
研究は、そもそも個人ではなくコミュニティの営みです
[研究は、そもそも個人ではなくコミュニティの営みです]

【活動報告】アカデミーキャンプ2020夏(だけじゃない)「アカキャン的!本気の自由研究」中間報告

このレポートは、GlobalGiving にてご寄付をいただいた方々にお送りしている 英文のレポート を日本語に訳したものです。

ジャガイモの研究をしています
[ジャガイモの研究をしています]

アカキャンでは、COVID-19パンデミック対策として、夏と秋のキャンプ活動をオンライン化しています。「アカキャン的!本気の自由研究」と名付けたこの活動は、毎週日曜日の全体ミーティングとオンラインチャットツールを使った継続的なやり取りで構成しています。

この活動は今年一杯くらいは続くと思いますが、ここでは中間報告として、こどもたちが取り組んでいる研究テーマのごく一部をご紹介します。ある女子は、ジャガイモの有害物質を取り除くための野菜の品種改良について調べています。ある男子は、異なる知的活動(例えば、数学や英語の勉強)をしたときの脳波の違いを調べています。ブロックチェーンを使った新しい寄付サービスを作りたいと考えている女子もいます。ディメトロドンという古生物の食生活に興味を持った男子は、サメを食べるディメトロドンをアニメーションで再現しようとしています。

こうした研究がどのように進んでいくのか、スタッフもメンターのみんなもワクワクしています。また、毎回の全体ミーティングでは、科学の姿勢、懐疑と検証の精神、科学の成果がどのように共有され、追試されるのか、どんなものがニセ科学と見なされるのか、などについてもみんなで学んでいます。

少しずつ (LITTLE BY LITTLE) ご支援ください

もう一つ重要なお知らせがあります!非営利活動のための国際クラウドファンディング GlobalGiving では、日本時間 9月14日(月) 22:00 から 9月19日(土) 12:59 までの期間、「リトル・バイ・リトル」キャンペーンを実施しています。このキャンペーン期間中に GlobalGiving を通してアカキャンにご寄付をいただくと、お一人様50ドルまでの寄付金が50%上乗せされて私たちに届きます!そしてこのマッチング資金には限りがありません!この機会に、福島のこどもたちだけでなく、何か探求したいと思っている全国のこどもたち、そしてアカデミーキャンプを支援していただけたら幸いです。

GlobalGiving におけるアカデミーキャンプのページ :
https://www.globalgiving.org/projects/academy-camp/

世界の最前線の知識を見てみよう
[世界の最前線の知識を見てみよう]
脳波、ブロックチェーン、若き科学者たちは突き進む
[脳波、ブロックチェーン、若き科学者たちは突き進む]
ディメトロドンは何を食べてたって?
[ディメトロドンは何を食べてたって?]
毎週会ってるけど、探求は毎日
[毎週会ってるけど、探求は毎日]